映画『ビリーバーズ』は何を問いかける? 映画祭上映と北村優衣の覚悟とは?城定秀夫監督、北村優衣、山本直樹原作、映画『ビリーバーズ』を語る。
孤島で共同生活を送る信者たちの異常な日常を描いた映画『ビリーバーズ』。城定秀夫監督が20年の時を経て映画化。ヒロインを演じる北村優衣は、役作りのために徹底的な準備を行い、人間の本性をむき出しにする演技で観客を魅了する。性的な表現にも挑み、女優としての覚悟を示した。第36回東京国際映画祭上映も経て、彼女は作品が世に出ることへの期待を語り、観客に人間の本質を愛おしく感じてほしいと願う。彼女の転機となる問題作。
副議長役の深掘りと北村優衣の覚悟
北村、新境地!役作りで意識したことは?
声、表情、共演者との空気感。
舞台は変わり、副議長役の深掘りへ。
北村優衣がどのように役を作り上げ、彼女の覚悟が作品にどう反映されているのか見ていきましょう。

✅ 磯村勇斗主演の映画「ビリーバーズ」に北村優衣と宇野祥平が出演し、宗教団体「ニコニコ人生センター」で修行する副議長と議長を演じる。
✅ 北村は「極限状態での人間の本質を描いた作品」への意気込みを語り、宇野は共演者との交流を明かし、7月8日の公開を前に作品への期待を寄せている。
✅ 映画はR15+指定で、毎熊克哉、山本直樹も出演、曽我部恵一が音楽を担当し、4月22日よりムビチケが販売される。
さらに読む ⇒ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/eiga/news/473143北村さんは、これまでと違う役柄で、ご自身の内面と向き合いながら役を作り上げていったんですね。
心理学の知識も活かして、副議長のキャラクターを深めたというのは、興味深いですね。
北村は、これまでの役と異なり、自己との共通点を見つけるのが難しかったものの、流されやすい性格ながらも強い信仰心を持つ副議長を、声のトーンや話し方で表現しました。
心の奥底にある強い欲望とのバランスを考え、共演者(磯村、宇野)との空気感を意識し、細かい表情表現を重視しました。
彼女は、本能や人間の本性を描く作品への出演を熱望しており、性的な表現にも抵抗はなく、家族会議もせずに自身の意思を貫きました。
心理学の知識も役立ち、人を信じやすい性格に弱さや孤独を加え、副議長のキャラクターを深めました。
北村は、本作への出演を「女優としての腹のくくり」と表現し、自身の転機となる作品だと位置づけました。
人間の性根を描く作品は、観る者の心を揺さぶりますな。北村氏が「女優としての腹のくくり」と表現されたように、作品への覚悟が伝わってきます。
映画祭での上映と監督・キャストの想い
映画の成功のカギは何?城定監督の撮影術?
出演者との密なコミュニケーション。
東京国際映画祭での上映を振り返り、監督とキャストの想いに耳を傾けましょう。
原作へのリスペクト、そして映画制作の裏側にも迫ります。

✅ 第36回東京国際映画祭の「Nippon Cinema Now監督特集」で、城定秀夫監督の特集上映が決定し、「愛なのに」「ビリーバーズ」「銀平町シネマブルース」「アルプススタンドのはしの方」の4作品が英語字幕付きで上映される。
✅ 城定監督は映画監督デビュー20周年を迎え、映画界における自身の立ち位置や、娯楽映画制作への思い、そして今後の作品制作への意欲を語っている。
✅ 映画祭は10月23日から11月1日まで開催され、オープニング作品はヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」、クロージング作品は山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」である。
さらに読む ⇒映画.com - 映画のことなら映画.com出典/画像元: https://eiga.com/news/20231012/8/監督とキャストの密なコミュニケーション、そして臨機応変な対応。
作品への愛情が伝わってきますね。
山本直樹先生の存在も、作品に深みを与えているのでしょう。
映画は、第36回東京国際映画祭NipponCinemaNow部門で上映され、上映後には城定監督と北村優衣が登壇し、質疑応答を行いました。
監督は、出演者との密なコミュニケーションを重視し、臨機応変な対応で撮影を進めたと語りました。
監督は、北村の健康的でハツラツとしたイメージが、作品に新たな視点をもたらすと考えたと述べています。
また、原作モノを手がける際のポイントとして、オファーから始まり、原作を読み、脚本に落とし込むプロセスを説明しました。
原作者の山本直樹も出演しており、北村は山本さん以外に先生を務められる人はいないほどだったと語り、監督は山本先生の参加が作品に深みを与えたと述べています。
わー、すごい!映画祭で上映されるって、なんか憧れるよね!私もいつか、映画に出れるように頑張ろ!
映画への期待と、北村優衣の決意
北村監督、観客に何を伝えたい?
人間の本質を愛おしく感じてほしい。
最後に、映画への期待と、北村優衣さんの決意に迫ります。
彼女が信じるもの、そして観客へのメッセージとは?。

✅ 映画『かくも長き道のり』の試写会・記者会見が行われ、主演の北村優衣、デビット伊東、屋良朝建監督が登壇し、映画制作への想いを語った。
✅ デビット伊東は役作りの為に役者としての経験を捨て、北村優衣とのセリフ合わせを通して役を演じ、北村優衣は年齢差を意識せず恋愛を演じた。
✅ 屋良監督は、映画制作における様々な要素や役者との分業について語り、北村優衣は初主演への喜びと、主人公との共通点について語った。
さらに読む ⇒NB Press Online出典/画像元: https://nbpress.online/archives/36921北村さんの、映画への情熱が伝わってきますね。
観客と対話したいという想い、そして映画への努力を続けるという決意。
応援したい気持ちになります。
北村は、公開を前に緊張しつつも、作品が世に出ることへの期待を語り、観客との対話を心待ちにしています。
彼女は、観客に人間の本質を愛おしく感じてほしいと語っています。
また、自身の゛信じるもの゛として、映画への情熱と才能を信じ、努力を重ねていく決意を示しました。
第36回東京国際映画祭は11月1日まで開催されました。
映画は、観客に希望を与えるもんやからね。北村さんの、あの真っ直ぐな姿勢、見習わなあかんな!
映画『ビリーバーズ』は、人間の内面を深くえぐり出す作品。
監督、キャストの情熱、そして北村優衣さんの覚悟が詰まった作品です。
💡 映画『ビリーバーズ』は、人間の欲望や信仰心をテーマにした問題作であり、社会的な影響も考慮して制作された作品。
💡 北村優衣は、徹底的な役作りを通してヒロイン「副議長」を演じ、女優としての新たな一面を開花させた。
💡 映画祭での上映を通して、監督、キャスト、そして観客に、作品を通して問いかけ、深く考えさせる作品。