ジャニーズ事務所の性加害問題、2年経ってどうなった?元所属タレントの告発から続く騒動と、事務所の対応
ジャニーズ性加害問題、2年経っても解決せず。補償は進む一方、被害者への対応や組織改革は不透明。新たな告発、米訴訟も発生し、問題の根深さが浮き彫りに。
💡 ジャニーズ事務所による性加害問題の被害者への補償が進められている。
💡 元所属タレントによる新たな告発や、事務所の新体制などが注目されている。
💡 被害者の救済や再発防止への取り組みについて、様々な課題が浮き彫りになっている。
では、まずはジャニーズ事務所の性加害問題について詳しく見ていきましょう。
性加害問題の進展と残る課題
ジャニーズ事務所の性加害問題、進展はある?
一定の進展はあるが、課題も残る
本章では、ジャニーズ事務所の性加害問題の進展と、被害者の方々の現状についてお伝えします。

✅ 元ジャニーズJr.の中村一也さんと長渡康二さんは、ジャニー喜多川氏による性加害問題が表面化してから2年経った今でも、事務所の対応に納得しておらず、風化を懸念している。
✅ 特に、事務所が被害者への補償を優先している一方で、当時の幹部らの責任追及が不十分である点、そして、再発防止に向けた具体的な取り組みが見られない点に疑問を感じている。
✅ 2人は、性加害問題の風化を防ぎ、同じ被害を繰り返さないために、他の被害者たちと連携し、子どもへの性暴力撲滅を目指す活動「ワニズアクション」を行っている。
さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/390546被害者の方々が声を上げ続けることは本当に大変なことだと思います。
事務所の対応も不十分な点があり、問題の解決にはまだまだ時間がかかりそうです。
2023年3月のBBC報道から2年、旧ジャニーズ事務所は性加害問題に対する謝罪と1000人を超える被害申告を受け、補償金支払いなど、一定の進展を見せました。
しかし、元所属タレントの中には、問題の「うやむやな部分」が残っていることや、事務所側の姿勢に疑問を感じ、風化を懸念する声も上がっています。
特に、当時の幹部らの責任追及が不十分であること、被害者への圧力を感じさせる行動が見られることなどから、世間の関心が薄れる中で、問題の根源的な解決には程遠い状況だと指摘する声もあります。
元所属タレント2人は、補償だけでは何も変わらないとして、子どもへの性暴力撲滅を目指す活動を行い、問題に対する意識啓蒙と再発防止に取り組んでいます。
えーっと、事務所の対応が遅いのはちょっと納得いかないなぁ。もっと早くちゃんと謝ってほしいけど。
新たな告発と拡大する騒動
ジャニーズ事務所は今、どんな状況?
事実上解体
続いて、新たな告発と騒動の拡大についてです。
公開日:2023/06/15

✅ ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏による性加害疑惑を受け、被害を訴えている歌手カウアン・オカモトさんと俳優・ダンサーの橋田康さんが、立憲民主党の「性被害・児童虐待」に関するヒアリングに招かれた。
✅ ヒアリングには法務省、警察庁、こども家庭庁の担当者も出席し、オカモトさんと橋田さんはそれぞれの経験について語り、具体的な政策提言を行った。
✅ このヒアリングは、ジャニー氏の性加害疑惑に対する社会的な関心の高まりを受け、立憲民主党が被害者の声を直接聞き取ることで、今後の対策に役立てたいという意図で行われた。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20230516/k00/00m/040/022000c被害者の声を直接聞くことで、政策提言に役立てたいという立憲民主党の姿勢は素晴らしいと思います。
この問題に対する社会的な関心の高まりを感じますね。
「週刊文春」が故ジャニー喜多川氏の性加害問題を報じてから1年、旧ジャニーズ事務所は事実上゛解体゛されましたが、性加害問題は解決していません。
事務所の元スタッフ2名による性加害が新たに問題視され、騒動は拡大しています。
この記事では、元ジャニーズJr.の橋田康氏や岡本カウアン氏によるジャニー氏の性加害告発、元スタッフによる性加害の事実、ジャニーズ事務所の新体制、藤島ジュリー景子社長のスポンサーへの釈明、そしてジャニーズ事務所の性加害問題に対するメディアの責任などが詳細に語られています。
また、ジャニーズ事務所のスポンサーに対するアンケート結果や、ジャニー氏の性加害問題に関する報道陣の反応なども紹介されています。
あー、ホンマにええ加減にしてほしいわ。被害者の人がかわいそうすぎる。
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ジャニーズ性加害問題、補償は進むも課題山積!被害者支援は道半ば?