歌人・馬場あき子とは？95歳の歌人が語る短歌と人生 (ドキュメンタリー映画、全歌集、戦争体験)馬場あき子全歌集とは！？圧巻の1万首を収録!!
95歳現役歌人・馬場あき子の全貌！戦中・戦後の激動を短歌に昇華。全27歌集収録、初期から最新作まで約1万首。戦争体験、老い、時代への想いを詠み、若者にエールを送る。ドキュメンタリー映画、代表歌も紹介。時代を超え、心に響く歌の世界へ。
ドキュメンタリー映画と夫婦の絆
馬場あき子さんのドキュメンタリー、どんな視点？
歌人としての活動とコロナ禍の日常。
ドキュメンタリー映画、とても興味深いですね。
馬場あき子さんの日常を垣間見ることができそうです。
トークイベントも楽しみですね。
✅ 歌人・馬場あき子さんのドキュメンタリー映画『幾春かけて老いゆかん 歌人 馬場あき子の日々』の公開情報と、各地でのトークイベント開催が告知されている。
✅ 映画は、馬場あき子さんの93歳から94歳にかけての1年間を追ったもので、コロナ禍における歌壇選歌や短歌結社「かりんの会」の活動、能への関心など、多岐にわたる活動が描かれている。
✅ 映画の公開とトークイベントは、新宿、京都、吉祥寺、名古屋、十三、川崎市アートセンター、kino cinéma天神などで行われ、馬場あき子さんや関係者による舞台挨拶やトークショーが予定されている。
さらに読む ⇒映画『幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々』公式サイト出典/画像元: https://www.ikuharu-movie.com/ご夫婦の絆も素敵ですね。
「年を重ねること」を「巡り来る春ごとに新たな気持ちで向かうもの」という表現も素晴らしいです。
馬場さんは、93歳から94歳までの1年間を追ったドキュメンタリー映画『幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々』が公開されました。
映画では、朝日新聞の「朝日歌壇」の選者としての活動や、コロナ禍における彼女の日常が描かれています。
彼女は、ハガキから歌を選ぶ独自の選定方法も紹介され、「年を重ねること」を「完成」ではなく「巡り来る春ごとに新たな気持ちで向かうもの」と表現しています。
また、夫である岩田正さんも歌人で、音楽と短歌を愛する生活を送っていました。
結婚に関する歌には「嫁（ゆ）く吾れに多くやさしき心づけの集りし夜の菊の静けさ」があります。
老いを単なる衰退と捉えず、新たな始まりと表現する感性、見習うべき点が多いですね。夫婦の歌も、互いを尊重し合う関係性が伝わってきます。
現代社会への視点と代表作
馬場さんの短歌、社会への想いをどう表現してる？
時事問題に敏感、感情を込めた作品多数。
馬場さんの短歌からは、現代社会に対する鋭い視点と、温かい眼差しが感じられますね。
過去と現在を繋ぐ表現も印象的です。
公開日:2022/05/23
✅ 馬場あき子の短歌「鯨の世紀恐竜の世紀いづれにも戻れぬ地球の水仙の白」は、過去への憧憬と現在を受け入れる心情を表現している。
✅ 「鯨の世紀」「恐竜の世紀」という反復表現で過去を象徴し、現代の「水仙の白」との対比を通じて、時間的な隔たりを強調している。
✅ 「戻れぬ」という言葉と水仙の描写から、過去には戻れない現実を受け入れつつ、現在を生きようとする作者の心情が読み取れる。
さらに読む ⇒鯨の世紀恐竜の世紀いづれにも戻れぬ地球の水仙の白馬場あき子出典/画像元: https://tankanokoto.com/2022/05/kujira.html社会の出来事に対して、感情を込めて表現するというのは、短歌の重要な役割の一つですね。
代表作の解説も、理解を深める上で役立ちます。
馬場さんは、年を重ねても新しいことに挑戦し、他者との距離を保ちながらも褒め、不満を言わない「優しい時代」を肯定的に捉えています。
彼女は、短歌は社会の出来事に対し、作者の思いを込めて表現するものと定義し、東日本大震災やウクライナ情勢といった時事問題に敏感に反応し、感情を込めた作品を多く発表しています。
代表作「鯨の世紀」では、古代の鯨や恐竜の時代を回想しつつ、現代を生きる自身の存在を表現しています。
人生を詠んだ歌として「一生に詠むうた読むうた思ひ出に梔子（くちなし）のはな咲きそふやうな」があります。
うーん、すごい。あたしも、もっと色んなことに興味を持たないと、いい歌は作れないのかな？
文化功労者としての馬場あき子
馬場あき子の短歌が時代を超えて響く理由は？
普遍的なテーマと瑞々しい感性です。
文化功労者として称えられる馬場あき子さんの功績は素晴らしいですね。
彼女の短歌は、多くの人々に影響を与え続けています。
✅ 95歳を迎えた歌人・馬場あき子の93歳から94歳にかけての1年間を追ったドキュメンタリー作品で、彼女の「老い」と人生観に迫る。
✅ 馬場あき子は、朝日歌壇の選者を務めながら、常に「今」を感じる歌を詠み続けており、能楽にも精通。戦争や夫との死別など様々な経験を通して、人生を味わい尽くす姿を描く。
✅ 監督は田代裕、ナレーションは國村隼、音楽は渡辺俊幸が担当。2023年5月27日より、新宿K’s cinemaを皮切りに全国でロードショーが開始。
さらに読む ⇒｜ミニシアター・サブスク出典/画像元: https://diceplus.online/feature/248常に「今」を感じ、表現し続ける姿勢は、私たちも見習うべき点です。
老いをテーマにした歌も、深い味わいがありますね。
馬場あき子さんは、文化功労者に選出され、その功績が称えられています。
彼女の短歌は、老いや死生観など、多岐にわたるテーマを扱い、時代を超えて人々に響く普遍性を持っています。
老いを意識した歌として「針の穴一つ通してきさらぎの梅咲く空にぬけてゆかまし」があります。
彼女は、常に「今」を感じることの重要性を語り、その瑞々しい感性で「老い」や「成熟」について問いかけ、その答えを短歌を通して提示し続けています。
文化功労者かあ、すごいなあ。わいも、いつか地域に貢献できるようになりたいもんや。
馬場あき子さんの多才さと、短歌に込められた思いが伝わってきました。
彼女の生き方に、心打たれましたね。
💡 馬場あき子の生い立ち、全歌集、戦争体験、ドキュメンタリー映画、現代社会への視点を紹介
💡 短歌を通して、社会へのメッセージを発信し続けている。
💡 95歳になっても精力的に活動し、私たちに生きるヒントを与えてくれる。
