歌人・馬場あき子とは?95歳の歌人が語る短歌と人生 (ドキュメンタリー映画、全歌集、戦争体験)馬場あき子全歌集とは!?圧巻の1万首を収録!!
95歳現役歌人・馬場あき子の全貌!戦中・戦後の激動を短歌に昇華。全27歌集収録、初期から最新作まで約1万首。戦争体験、老い、時代への想いを詠み、若者にエールを送る。ドキュメンタリー映画、代表歌も紹介。時代を超え、心に響く歌の世界へ。
💡 馬場あき子の生い立ちや歌集、初期から最新作までを網羅。
💡 戦争体験と、短歌に込めた思い。若手への激励。
💡 ドキュメンタリー映画公開!夫婦の絆、現代社会への視点。
それでは、馬場あき子さんの魅力に迫るべく、まずは彼女の生い立ちから見ていきましょう。
歌人・馬場あき子の生い立ちと全歌集
95歳現役歌人、馬場あき子の短歌集、何首収録?
約1万首収録の全歌集が刊行。
馬場あき子さんは、95歳になっても現役で活躍されている歌人です。
彼女の短歌は、社会への鋭い視点と、人間味あふれる感情が込められています。
歌人・馬場あき子さんは、1928年生まれで、95歳を迎える現役の歌人です。
彼女は、短歌結社「かりん」を主宰し、朝日新聞の歌壇選者も務めています。
その幅広い活動は、幼少期からの短歌への親しみと、能への深い造詣に支えられています。
彼女の人生は、戦争、結婚、自己探求を通して短歌という表現方法で昇華されてきました。
馬場さんの全27歌集が収録された『馬場あき子全歌集』が刊行され、その中には初期歌集から最新歌集まで約1万首が収められています。
戦争体験と歌に込めた思い
馬場さんが警鐘を鳴らす、近年の日本の危険な雰囲気とは?
戦前の雰囲気が漂っていること
馬場さんの戦争体験は、現代の私たちにも深く考えさせられる内容ですね。
13歳で戦争を経験されたというのは、想像を絶します。
馬場さんは、戦中・戦後の激動の時代を経験し、学徒動員で戦闘機工場での過酷な体験もしました。
終戦の日には、真珠湾攻撃時の学校での出来事、空襲による自宅の焼失といった戦争体験を振り返り、近年の日本の状況に、戦前の雰囲気が漂っていると警鐘を鳴らしています。
彼女は、戦争体験に関する歌を多く詠み、若手歌人に対して、傷つくことを恐れずに作品を創作するよう激励しています。
代表歌には、桜の老いをテーマにした「さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音ひびくなり」や、教科書にも掲載されている「つばくらめ空飛びわれは水泳ぐ一つ夕焼けの色に染まりて」などがあります。
ドキュメンタリー映画と夫婦の絆
馬場あき子さんのドキュメンタリー、どんな視点?
歌人としての活動とコロナ禍の日常。
ドキュメンタリー映画、とても興味深いですね。
馬場あき子さんの日常を垣間見ることができそうです。
トークイベントも楽しみですね。
馬場さんは、93歳から94歳までの1年間を追ったドキュメンタリー映画『幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々』が公開されました。
映画では、朝日新聞の「朝日歌壇」の選者としての活動や、コロナ禍における彼女の日常が描かれています。
彼女は、ハガキから歌を選ぶ独自の選定方法も紹介され、「年を重ねること」を「完成」ではなく「巡り来る春ごとに新たな気持ちで向かうもの」と表現しています。
また、夫である岩田正さんも歌人で、音楽と短歌を愛する生活を送っていました。
結婚に関する歌には「嫁(ゆ)く吾れに多くやさしき心づけの集りし夜の菊の静けさ」があります。
現代社会への視点と代表作
馬場さんの短歌、社会への想いをどう表現してる?
時事問題に敏感、感情を込めた作品多数。
馬場さんの短歌からは、現代社会に対する鋭い視点と、温かい眼差しが感じられますね。
過去と現在を繋ぐ表現も印象的です。
馬場さんは、年を重ねても新しいことに挑戦し、他者との距離を保ちながらも褒め、不満を言わない「優しい時代」を肯定的に捉えています。
彼女は、短歌は社会の出来事に対し、作者の思いを込めて表現するものと定義し、東日本大震災やウクライナ情勢といった時事問題に敏感に反応し、感情を込めた作品を多く発表しています。
代表作「鯨の世紀」では、古代の鯨や恐竜の時代を回想しつつ、現代を生きる自身の存在を表現しています。
人生を詠んだ歌として「一生に詠むうた読むうた思ひ出に梔子(くちなし)のはな咲きそふやうな」があります。
文化功労者としての馬場あき子
馬場あき子の短歌が時代を超えて響く理由は?
普遍的なテーマと瑞々しい感性です。
文化功労者として称えられる馬場あき子さんの功績は素晴らしいですね。
彼女の短歌は、多くの人々に影響を与え続けています。
馬場あき子さんは、文化功労者に選出され、その功績が称えられています。
彼女の短歌は、老いや死生観など、多岐にわたるテーマを扱い、時代を超えて人々に響く普遍性を持っています。
老いを意識した歌として「針の穴一つ通してきさらぎの梅咲く空にぬけてゆかまし」があります。
彼女は、常に「今」を感じることの重要性を語り、その瑞々しい感性で「老い」や「成熟」について問いかけ、その答えを短歌を通して提示し続けています。
馬場あき子さんの多才さと、短歌に込められた思いが伝わってきました。
彼女の生き方に、心打たれましたね。
💡 馬場あき子の生い立ち、全歌集、戦争体験、ドキュメンタリー映画、現代社会への視点を紹介
💡 短歌を通して、社会へのメッセージを発信し続けている。
💡 95歳になっても精力的に活動し、私たちに生きるヒントを与えてくれる。