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歌人・馬場あき子とは?95歳の歌人が語る短歌と人生 (ドキュメンタリー映画、全歌集、戦争体験)馬場あき子全歌集とは!?圧巻の1万首を収録!!

95歳現役歌人・馬場あき子の全貌!戦中・戦後の激動を短歌に昇華。全27歌集収録、初期から最新作まで約1万首。戦争体験、老い、時代への想いを詠み、若者にエールを送る。ドキュメンタリー映画、代表歌も紹介。時代を超え、心に響く歌の世界へ。

歌人・馬場あき子とは?95歳の歌人が語る短歌と人生 (ドキュメンタリー映画、全歌集、戦争体験)馬場あき子全歌集とは!?圧巻の1万首を収録!!

📘 この記事で分かる事!

💡 馬場あき子の生い立ちや歌集、初期から最新作までを網羅。

💡 戦争体験と、短歌に込めた思い。若手への激励。

💡 ドキュメンタリー映画公開!夫婦の絆、現代社会への視点。

それでは、馬場あき子さんの魅力に迫るべく、まずは彼女の生い立ちから見ていきましょう。

歌人・馬場あき子の生い立ちと全歌集

95歳現役歌人、馬場あき子の短歌集、何首収録?

約1万首収録の全歌集が刊行。

馬場あき子さんは、95歳になっても現役で活躍されている歌人です。

彼女の短歌は、社会への鋭い視点と、人間味あふれる感情が込められています。

馬場あき子さん歳の歌と人生【特別インタビュー】

公開日:2023/06/04

馬場あき子さん歳の歌と人生【特別インタビュー】

✅ 95歳の歌人である馬場あき子さんのインタビュー記事。歌人としての活動や近況、短歌に対する考えなどが語られている。

✅ 馬場さんは、社会的な出来事に対する感情を込めて短歌を詠むことの重要性を語り、過去の戦争体験を振り返りながら、短歌に込める思いを語っている。

✅ 最近ではウクライナ情勢など、時事問題に関する短歌が多く投稿されることや、短歌を選ぶ際の基準についても触れている。

さらに読む ⇒婦人画報デジタル食も文化もウェルネスも。「本物」がここにある出典/画像元: https://www.fujingaho.jp/culture/interviews/a44033959/baba-akiko-utatojinsei-230604/

馬場さんの人生と短歌が密接に結びついていることがよくわかります。

戦争体験や能への関心など、多岐にわたる経験が彼女の表現を豊かにしているんですね。

歌人・馬場あき子さんは、1928年生まれで、95歳を迎える現役の歌人です。

彼女は、短歌結社「かりん」を主宰し、朝日新聞の歌壇選者も務めています。

その幅広い活動は、幼少期からの短歌への親しみと、能への深い造詣に支えられています。

彼女の人生は、戦争、結婚、自己探求を通して短歌という表現方法で昇華されてきました

馬場さんの全27歌集が収録された『馬場あき子全歌集』が刊行され、その中には初期歌集から最新歌集まで約1万首が収められています。

うーん、すごい。95歳で現役って、尊敬しかないです。あたしも頑張らないと!

戦争体験と歌に込めた思い

馬場さんが警鐘を鳴らす、近年の日本の危険な雰囲気とは?

戦前の雰囲気が漂っていること

馬場さんの戦争体験は、現代の私たちにも深く考えさせられる内容ですね。

13歳で戦争を経験されたというのは、想像を絶します。

馬場あき子「年月日、真珠湾攻撃の日の思い出。同級生とそっと地球儀を回して恐ろしさを感じた」

公開日:2021/12/08

馬場あき子「年月日、真珠湾攻撃の日の思い出。同級生とそっと地球儀を回して恐ろしさを感じた」

✅ 1941年12月8日の真珠湾攻撃によって太平洋戦争が始まり、当時13歳だった馬場あき子さんは、期末考査中にその知らせを受けました。

✅ 学校では臨時の校内放送で全生徒が校庭に集められ、校長の人見東明氏からアメリカとの戦争開始が告げられました。

✅ 馬場あき子さんはテストの成績への不安と、戦争という事態への好奇心、そして何よりも劣悪な成績が少しでも許されるのではないかという期待を抱きながら校庭に向かいました。

さらに読む ⇒婦人公論|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/4961

戦争の記憶を風化させないために、短歌という形で表現し続けることは非常に意義深いですね。

代表歌も印象的で、心に響きます。

馬場さんは、戦中・戦後の激動の時代を経験し、学徒動員で戦闘機工場での過酷な体験もしました。

終戦の日には、真珠湾攻撃時の学校での出来事、空襲による自宅の焼失といった戦争体験を振り返り、近年の日本の状況に、戦前の雰囲気が漂っていると警鐘を鳴らしています。

彼女は、戦争体験に関する歌を多く詠み、若手歌人に対して、傷つくことを恐れずに作品を創作するよう激励しています。

代表歌には、桜の老いをテーマにした「さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音ひびくなり」や、教科書にも掲載されている「つばくらめ空飛びわれは水泳ぐ一つ夕焼けの色に染まりて」などがあります。

戦争体験を歌に残すってのは、重みがあるなあ…。わいの経験なんて、せいぜいバイト先の店長とのケンカくらいやし。

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93歳歌人・馬場あき子の1年間を追うドキュメンタリー。短歌に込めた老いや社会への想い、その瑞々しい感性に触れる。