高田賢三のパリ暮らし、KENZOハウスってどんなとこ?パリのアパルトマンとKENZOハウスとは!?
パリを愛し、日本の美意識を貫いたデザイナー、髙田賢三。エッフェル塔を望むアパルトマン、そして隈研吾が手掛けた「KENZOHOUSE」…彼の創造性と温かさが宿る空間を紹介。「高田賢三 夢をかける」展では、独創的な作品を通して、国境を超えた彼の情熱と遊び心に触れる。
💡 高田賢三さんはパリのアパルトマンで、日本の伝統的な美意識を取り入れた空間を創り出している。
💡 高田賢三さんの功績を称える展覧会が開催され、彼のデザインや人生の軌跡をたどることができる。
💡 高田賢三の自邸が、隈研吾氏によって「KENZO HOUSE」として生まれ変わった。
では、早速ですが、高田賢三さんのパリでの暮らしについて見ていきましょう。
パリでの暮らしと住まい
髙田賢三、パリの住まいのこだわりとは?
日本の美意識とパリの洗練の融合。
パリの街並みを想像しながら、髙田さんの暮らしぶりを想像するとワクワクしますね。

✅ この記事は、デザイナーの髙田賢三さんのパリのアパルトマンを紹介する内容です。
✅ 髙田さんは、パリに移住後20回の引越しを経験し、現在はセーヌ川沿いのアパルトマンに住んでいます。
✅ 家は、時間をかけて自分の好きなもので満たしていくという髙田さんの考えと、和のテイストを取り入れたこだわりの空間が紹介されています。
さらに読む ⇒(プレシャス)ラグジュアリー体験の入り口メディア出典/画像元: https://precious.jp/articles/-/18779時間をかけて自分の好きなもので満たしていく髙田さんの考え方は、素敵ですね。
私も、いつか自分の好きなもので満たされた空間を作りたいです。
デザイナーの髙田賢三さんは、55年間パリで暮らし、20回ほど引っ越しを経験してきました。
現在の住まいは、パリ左岸にあるセーヌ河近くの趣のあるアパルトマンで、エッフェル塔が夕陽に映える景色を一望できます。
髙田さんは、パリに居ながら日本の伝統的な美意識を取り入れた住まいを好み、バスティーユの家では、日本間や茶室を設け、京都から石を運び、宮大工を招いて本格的な日本家屋を建てました。
現在の住まいでは、モノトーンを基調としつつも、生花やファブリックで鮮やかな差し色を取り入れ、美術館のような美しい空間を作り上げています。
髙田さんは、好きなものに囲まれた家で、ゆったりと過ごす時間を大切にしています。
ホンマに?パリの物件って、家賃高いやろ?
高田賢三の功績を称える展覧会
高田賢三展、見どころは?独創性光る作品とは?
ウェディングドレスやフォークロア作品。
高田賢三さんの功績を称える展覧会、ぜひ行ってみたいです。

✅ 本展は、髙田賢三の人生とクリエーションをタイムラインでたどり、彼の代表作やデザイン画、映像資料などを展示している。
✅ 髙田は、文化服装学院で学び、装苑賞を受賞し、1960年代にパリへ渡り、1970年に自身のブランド「KENZO」を設立した。
✅ KENZOは、日本の伝統的な素材や文化を取り入れたデザインで世界的な人気を博し、特に1970年代のフォークロアスタイルは、多様性と新たな価値観を求めていた当時の時代背景にマッチし、髙田をトップデザイナーへと押し上げた。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/kenzo-takada-report-202407高田さんのデザインは、時代を超えて愛されるものばかりですね。
特に、フォークロアスタイルは、今の時代にも新鮮に感じます。
「高田賢三 夢をかける」展が、東京オペラシティアートギャラリーで開催され、2020年に亡くなった高田賢三さんの功績を称え、学生時代から晩年までの活動を紹介しています。
今回の展覧会では、1982年秋冬コレクションのウェディングドレスを始め、日本の伝統的な生地を使った作品、そして高田さんの代名詞ともいえるフォークロア作品などが展示されています。
特に、約20年かけて集めたリボンで制作されたウェディングドレスや、世界各地から民族衣装をヒントに制作されたフォークロア作品は、高田さんの独創性を象徴する作品として注目を集めています。
展覧会を通して、高田さんが国境や文化を超え、遊び心を持って服を創造してきたことがわかります。
また、彼の真面目で温かな人柄も感じ取ることができます。
高田さんは、まさに時代の先駆者と言えるでしょう。彼のデザインは、常に時代を反映し、そして時代を超越しています。
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高田賢三氏パリ自邸が隈研吾氏設計で「KENZOHOUSE」に。錦鯉泳ぐ庭園中心に、木と土の温もりと日本の伝統美が光る、住宅+レストラン。