EASTEND×YURIの『DA.YO.NE』は、今も語り継がれる伝説の曲?90年代日本語ラップシーンの金字塔とは!!?
「DA.YO.NE」旋風再び!90年代、日本語ラップの可能性を切り開いたEASTEND×YURI。インディーズからのデビュー、紅白出場、そして地方版リリース… 既成概念を覆す斬新さで日本中を席巻した。その功績と、市井由理のソロ活動休止、再結成、そして約20年ぶりの音楽活動再開までを追う。ヒップホップシーンに革命を起こした彼らの軌跡を振り返る。
地域コラボレーションによる「DA.YO.NE」の広がり
EPICソニーはどんな戦略で「DA.YO.NE」を地域に広めましたか?
地方バージョンリリース
それでは、Chapter-3「地域コラボレーションによる「DA.YO.NE」の広がり」に移ります。

✅ 「DA.YO.NE(だよね)」のブームを受け、各地でローカル版の「便乗シングル」が制作され、中には後の有名タレントが参加していたものが多く存在する。
✅ これらのローカル版シングルは、合計で100万枚近く売れたとされ、ミリオンヒットといえる。
✅ 各地域のローカル版「DA.YO.NE」には、その土地ならではの歌詞や特徴が盛り込まれており、その内容を後編で検証する。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://news.line.me/detail/oa-jtownnet/urxefkvvgn6s地方バージョンも興味深いですね。
各地域の個性を反映した楽曲が生まれたのでしょう。
1995年、EPICソニーは、地方の営業所とコラボし、各地域の言葉で歌った「DA.YO.NE」の地方バージョンをリリースしました。
大阪弁の「SO.YA.NA」を皮切りに、北海道、東北、名古屋、広島、博多のバージョンが続々と発売されました。
これらのバージョンには、各地域の著名人やタレントが参加し、地域色が強く打ち出された点が特徴です。
例えば、大阪バージョンには今田耕司、東野幸治、武内由紀子が、北海道バージョンには鈴井貴之、伊藤亜由美が、広島バージョンには元広島県職員のDJとRCCラジオの学生スタッフ、福岡バージョンには博多華丸、おタコ・プー、板谷由夏が参加しています。
これらの地方バージョンのリリースは、後の地方文化のブームを先取りしていたと言えるでしょう。
えー、マジ?方言バージョンとかあったんだー。
EASTEND×YURIの再結成と新たな挑戦
EASTEND×YURIは再結成後、何を発表した?
MAGiCBOYZとのコラボ曲
それでは、Chapter-4「EASTEND×YURIの再結成と新たな挑戦」について見ていきましょう。
公開日:2017/08/14

✅ 元TPDの市井由理が20年ぶりに音楽活動を再開し、4人組ヒップホップグループMAGiC BOYZの1stアルバム「第一次成長期~Baby to Boy~」に楽曲提供とプロデュースをPESが担当した「パーリーしようよ」でコラボした。
✅ 市井由理は、MAGiC BOYZからのオファーを受けて、コラボを決意。楽曲の中に「だよね」が盛り込まれ、MAGiC BOYZ×YURI(EAST END×YURI)名義で制作された。
✅ 市井由理は、20年ぶりのレコーディングを楽しんだとコメントしており、MAGiC BOYZのメンバーも市井由理とのコラボレーションを喜び、楽曲への期待を表明している。
さらに読む ⇒ハフポスト日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディア出典/画像元: https://www.huffingtonpost.jp/2017/08/14/yuri-returnes_n_17748006.html20年ぶりの再結成は、ファンにとって嬉しいニュースですね。
今後の活躍にも期待しています。
一方、本家のEASTEND×YURIは、市井由理のソロデビューを機に活動を休止しましたが、その後オリジナルメンバー3人が再結成し、新たなスタートを切りました。
そして、約20年ぶりに音楽活動を再開。
復帰作はヒップホップグループ・MAGiCBOYZとのコラボ曲「パーリーしようよ」で、RIPSLYMEのPESが作詞作曲を担当しています。
あの頃の市井由理は、もうおばちゃんやもんなぁ。
再び注目を集めるEASTEND×YURIと90年代日本語ラップシーン
90年代の日本語ラップシーンを再び熱狂させる、復活組は?
EASTEND×YURI
最後に、Chapter-5「再び注目を集めるEASTEND×YURIと90年代日本語ラップシーン」についてお話しします。
改めて、90年代の日本語ラップシーンの熱気をを感じますね。
1994年から1995年にかけて、日本のヒップホップシーンでは、スチャダラパーと小沢健二による「今夜はブギー・バック」とEASTEND×YURIによる「DA.YO.NE」という2つの画期的なヒット曲が誕生しました。
どちらもヒップホップグループと異なるジャンルのアーティストとのコラボレーションであり、地方のFM局で徐々に人気が高まった点が共通しています。
そして今、再び注目を集めているEASTEND×YURI。
彼らの復帰は、90年代の日本語ラップシーンを再び熱狂させることになるでしょう。
90年代の日本語ラップは、まさに黄金期と言えるでしょう。
このように、EASTEND×YURIの「DA.YO.NE」は、今も多くの人に愛され、日本の音楽史に大きな足跡を残したと言えるでしょう。
💡 EASTEND×YURIは、ヒップホップグループEASTENDとアイドルグループTPDのメンバー市井由理によるユニット
💡 「DA.YO.NE」は、1994年にリリースされたEASTEND×YURIのデビューシングルで、オリコン7位を記録
💡 「DA.YO.NE」は、日本語ラップシーンに大きな影響を与え、日本の音楽史に名を刻んだ