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三代目坂東三津五郎の世界を紐解く!浮世絵、衣装、書籍から読み解く歌舞伎役者の魅力とは?三代目坂東三津五郎:時代を超えて愛される歌舞伎役者の軌跡

江戸歌舞伎を彩った三代目坂東三津五郎。二枚目役者、舞踊の名手、そして坂東流の祖として、その華麗な姿は今も鮮やかに蘇る。貴重な衣装、浮世絵、関連資料を通して、三津五郎の生涯と歌舞伎の魅力を余すところなく紹介。時代を超えて愛される歌舞伎の世界へ、誘います。

📘 この記事で分かる事!

💡 三代目坂東三津五郎は、上方の中村歌右衛門と人気を二分した二枚目役者。日本舞踊坂東流の流祖としても知られています。

💡 現存する衣装や書籍を通して、三津五郎の華麗な姿と、その時代背景を読み解きます。

💡 浮世絵に描かれた三津五郎の姿からは、当時の歌舞伎の隆盛と人々の熱狂が伝わってきます。

三代目坂東三津五郎は、歌舞伎界の巨星であり、その生涯と功績は今も人々の心を魅了し続けています。

今回は、彼の魅力に迫るべく、様々な角度から情報を整理しました。

次の章から詳しく見ていきましょう。

歌舞伎界の巨星、三代目坂東三津五郎

三代目坂東三津五郎は何で有名?

二枚目役者、舞踊の名手、坂東流の祖!

歌舞伎役者、三代目坂東三津五郎。

その名は、江戸時代後期に鮮烈な光を放ちました。

力強い演技と美しい所作で人々を魅了し、歌舞伎界に大きな足跡を残したのです。

まずは、彼の輝かしい功績を振り返ってみましょう。

江戸時代後期に活躍した歌舞伎役者、三代目坂東三津五郎は、父である初代坂東三津五郎の相撲取り役を引き継ぎ、二枚目役者として名を馳せました。

1799年に三代目を襲名し、上方の中村歌右衛門と人気を二分。

所作事(歌舞伎舞踊)の名手であり、日本舞踊坂東流の流祖としても知られています。

変化舞踊を得意とし、中村座の座頭も務め、5代目松本幸四郎、5代目岩井半四郎らと共演しました。

1810年には『心謎解色絲』の本庄綱五郎、『勝相撲浮名花触』の白藤源太、『絵本合法衢』の合法などの当たり役を演じ、歌舞伎界に大きな影響を与えました。

時代を超えて受け継がれる衣装の物語

歌舞伎衣装最古級!誰が着て、何に使われた?

三代目三津五郎、白藤源太役で着用。

時代を超えて、人々の心を掴んで離さない歌舞伎衣装。

三代目坂東三津五郎が着用したと伝えられる衣装は、まさに生きた歴史そのものです。

その衣装に込められた物語を紐解き、歌舞伎の奥深さへと迫ります。

現存する歌舞伎衣装の中でも最古の部類に属する、三代目坂東三津五郎が着用したと伝えられる衣装があります。

この衣装は、大奥や大名家に出入りしたお狂言師である2世坂東三津江が、師である3世坂東三津五郎から譲り受けたものです。

後に演劇博物館に寄贈され、その姿を現代に伝えています。

この衣装は、『勝相撲浮名花触』の白藤源太役で用いられたと考えられており、白い真岡木綿に藤の花と坂東家の家紋である花かつみが縫い込まれています。

三津五郎の輝きを今に伝える書籍

三代目坂東三津五郎の魅力が詰まった書籍とは?

生涯と足跡、衣裳や舞踊を網羅!

三代目坂東三津五郎の生涯とその足跡を記録した書籍は、彼の魅力を多角的に伝えています。

貴重な資料を通して、彼の知られざる一面や、歌舞伎への情熱を感じていきましょう。

2008年11月15日に発行された書籍は、三代目坂東三津五郎の生涯とその足跡を多角的に紹介しています

演劇博物館館長竹本幹夫の挨拶から始まり、十代目坂東三津五郎による開催へのメッセージ、三代目三津五郎の歩みが記されています。

本書は、三津五郎ゆかりの衣裳、所作事、変化舞踊に関する解説、児玉竜一氏による座談会、演劇博物館所蔵の歌舞伎衣裳についての情報など、貴重な内容で構成されています。

表紙には初代豊国画による三代目坂東三津五郎の濡髪長五郎、裏表紙には同じく初代豊国画による三代目坂東三津五郎の白拍子さくら木が描かれ、その魅力を伝えています。

歌舞伎を彩る資料たち

歌舞伎の魅力を彩る貴重な資料とは?

台本、絵看板、役者の絵など。

歌舞伎の世界を彩る資料は、その魅力を余すところなく伝えます。

役者絵、台本、衣装など、様々な資料から歌舞伎の歴史と、その奥深さを感じてみましょう。

歌舞伎の魅力を伝える資料も数多く存在します。

『伊勢辰貼込帖』、『黒手組助六』の河竹黙阿弥自筆台本、3世瀬川如皐による『絵看板下絵帖』、8世市川団十郎による「瓢箪」、一筆齊文調による2世吾妻藤蔵の鳥売の絵など、近世歌舞伎に関する様々な資料が、歌舞伎の世界を豊かに彩っています。

また、日本演劇の歴史は古代、中世、近世浄瑠璃、近世歌舞伎、現代東洋演劇、西洋演劇、映像と多様なジャンルに分類され、その広がりを示しています。

浮世絵が描く三津五郎の世界

三代目坂東三津五郎の躍動感!浮世絵『勝相撲浮名花触』は何を描いた?

白藤源太の勇姿を描いた浮世絵。

浮世絵は、三代目坂東三津五郎の姿を生き生きと描き出し、当時の人々の心を捉えました。

彼の当たり役であった白藤源太の姿を通して、浮世絵の世界と、歌舞伎役者の魅力を再発見しましょう。

初代歌川豊国による浮世絵『勝相撲浮名花触』には、三代目坂東三津五郎の姿が描かれています。

この浮世絵は、三津五郎の当たり役の一つである白藤源太の姿を捉え、彼の活躍を伝えています

浮世絵を通して、当時の観客が感じた興奮や、歌舞伎役者の華やかな姿を垣間見ることができます。

三代目坂東三津五郎は、歌舞伎界に大きな足跡を残した素晴らしい役者ですね。

彼の魅力は、時代を超えて人々を惹きつけ、今もなお輝き続けています。

🚩 結論!

💡 三代目坂東三津五郎は、二枚目役者として名を馳せ、日本舞踊坂東流の流祖としても知られています。

💡 彼の衣装や書籍、浮世絵は、今もなお、歌舞伎の魅力を伝えています。

💡 これらの資料を通して、三代目坂東三津五郎の輝かしい足跡を辿ることができました。