紅海・イエメン情勢からSDGs、ドバイまで！2024年3月までの世界の出来事を振り返る？2024年前半の国際情勢：イエメン内戦、人道危機、そしてドバイの魅力

それでは、それぞれの章について詳しく見ていきましょう。

まず、中東情勢の中心、イエメン内戦についてです。

紅海の脅威と国際社会のジレンマ

1月から2月にかけて、米英がイエメンのフーシ派拠点を空爆し、紅海での船舶攻撃に対応。

国際海運への影響と報復の応酬が繰り広げられました。

英米軍、イエメンのフーシ派拠点に3回目の空爆 紅海での船舶攻撃に対し

公開日:2024/02/05

✅ アメリカとイギリスは、イエメンのフーシ派の拠点に対し空爆を実施し、1月と2月に続く3度目の共同作戦となった。今回の攻撃は、フーシ派の武器貯蔵施設やミサイル発射装置などを標的とし、オーストラリアなど複数の国が支援した。

✅ 今回の攻撃は、フーシ派による紅海での船舶攻撃への対応であり、米英はフーシ派が国際海運を脅かしていると非難している。一方、フーシ派は報復を誓い、イランは今回の攻撃が中東紛争を拡大させかねないと懸念を示している。

✅ 空爆後、フーシ派による紅海での攻撃は確認されていない。英米は、今回の作戦はエスカレーションではなく、航行の自由を守るためのものだと主張している。一方、フーシ派は、アメリカやイギリスの国旗を模した標的を破壊する訓練を行っていた。

さらに読む ⇒BBC Home - Breaking News, World News, US News, Sports, Business, Innovation, Climate, Culture, Travel, Video & Audio出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/articles/cnknl3yzeq7o

紅海での攻撃や報復はエスカレートし、中東情勢の不安定さを増幅させていますね。

航行の自由を守るための対応とのことですが、今後の展開が気がかりです。

2024年1月から3月にかけて、イエメン情勢は10年目を迎えた内戦とフーシー派の活動を中心に展開されました。

フーシー派は紅海やアラビア海、インド洋での船舶攻撃を継続し、1月11日の米英空爆後も攻撃をエスカレートさせ、その攻撃範囲を拡大しました。

彼らは対艦ミサイルを含む多様な兵器を保有し、479回ものミサイル・ドローン攻撃を実施。

国際社会からの非難と米英の空爆にもかかわらず、フーシー派の軍事活動は衰えることなく、パレスチナ支援を掲げています。

この状況は、国際社会にとって深刻な課題であり、米英の空爆の効果は限定的です。

うーん、怖い話だね！ でも、航海の自由を守るって大事だよね。でも、報復とか、怖いな。もうちょっと平和になってほしいな。

イエメンの政治的混乱と周辺国の思惑

イエメン内戦は、フーシ派と国際承認政府、周辺国の思惑が絡み合い、複雑化しています。

多くの死者を出し、和平への道筋は見えません。

イエメン内戦概況解説 ―「紛争のリンケージ」に着目して―

✅ イエメン内戦は、フーシー派と国際承認政府を中心とした複数の勢力の対立に、イラン、サウジアラビア、UAEなどの地域大国が関与する国際化した内戦であり、37万人以上の死者を出している。

✅ フーシー派は、イランの支援を受けながらイエメン国内の約70%を支配下に置き、事実上の国家として主権を巡る争いを繰り広げている。一方、国際承認政府は、複数の勢力の連合体であり、内部対立も抱えている。

✅ イランとサウジアラビア、UAEはイエメンを舞台に地政学的な競争を展開しており、米国は直接介入を避けつつも、有志連合軍への支援や対AQAP作戦を通じて間接的に関与している。

さらに読む ⇒ホーム | 笹川平和財団 - THE SASAKAWA PEACE FOUNDATION出典/画像元: https://www.spf.org/apbi/news/m_250207.html

内戦は長期化し、周辺国の思惑も絡み合って、非常に複雑ですね。

和平交渉が停滞しているのも大きな問題だと思います。

イエメン政府は、和平交渉の停滞と経済状況の悪化に直面し、2月に首相交代という事態に見舞われました。

アリーミー政権は、フーシー派とイランに対する警戒感を強め、国際社会からの支援拡大を求めています。

一方、南部移行会議はフーシー派を非難しつつも、サウジアラビアの空爆の限界を指摘し、地上部隊の必要性を示唆しています。

アル＝カーイダ系組織AQAPは最高指導者の交代を発表しましたが、内戦への影響は限定的と見られています。

ほんま、この問題は根深いやろな。色んなもんが絡み合ってて、ほんま解決すんの難しそうやな。でも、誰かがやらなあかんのや。