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詩人・谷川俊太郎と伊藤比呂美の対話から見えた人生と死とは?谷川俊太郎と伊藤比呂美、詩人たちが語る対話集の魅力

詩人・伊藤比呂美が、谷川俊太郎との奇跡的な対談を実現! 80代を迎えた谷川氏の心境の変化や、コロナ禍での穏やかな生活、そして詩作の変化に迫る。編集者を介さないプライベートな対話は、人生の機微を映し出し、伊藤自身の内面をも揺さぶる。著名人との出会い、別れ… 人生を豊かに彩る出会いと、猫のような存在への憧憬。人間味あふれる、心温まる記録。

詩人・谷川俊太郎と伊藤比呂美の対話から見えた人生と死とは?谷川俊太郎と伊藤比呂美、詩人たちが語る対話集の魅力

📘 この記事で分かる事!

💡 詩人、谷川俊太郎さんと伊藤比呂美さんの対談集『ららら星のかなた』の内容を紹介。

💡 谷川俊太郎さんの晩年の過ごし方や、死生観について語られた言葉に焦点を当てます。

💡 伊藤比呂美さんが語る、谷川俊太郎さんとの出会い、別れ、そして猫との日常。

今回の記事では、対談集『ららら星のかなた』を中心に、谷川俊太郎さんと伊藤比呂美さんの詩作や人生観に迫ります。

出会いと対話の始まり

伊藤比呂美を動かした、谷川俊太郎との対談実現の秘訣は?

伊藤さんの熱意と、谷川さんの共感。

詩人・伊藤比呂美と谷川俊太郎の対談集『ららら星のかなた』が刊行されました。

二人の詩人が、日々の暮らし、創作、老いと死について語り合います。

創作の秘密、老いと死を語る 伊藤比呂美さん×谷川俊太郎さん 対談集「ららら星のかなた」刊行

公開日:2024/12/21

創作の秘密、老いと死を語る 伊藤比呂美さん×谷川俊太郎さん 対談集「ららら星のかなた」刊行

✅ 詩人・伊藤比呂美さんと、先日亡くなった谷川俊太郎さんの対談集「ららら星のかなた」が刊行された。

✅ 対談集では、二人の詩人が日々の暮らし、創作の秘密、老いと死について語り合っている。

✅ 本記事は、熊本大学の研究室が開発中の記事推薦システム「KUMANICHI レコメンド」によって推薦されたものである。

さらに読む ⇒熊本のニュース・生活情報は熊日電子版|熊本日日新聞社出典/画像元: https://kumanichi.com/articles/1611742

二人の詩人の対話は、彼らの内面を深く知る貴重な機会ですね。

対談が書籍化されたことは、読者にとっても嬉しいニュースでしょう。

詩人、伊藤比呂美は、長年の念願であった谷川俊太郎との対談を実現することになりました。

2010年に打診するも一度は断られたものの、伊藤さんの熱意が実り、最終的には谷川さん自身も対談を望むようになり、それが現実のものとなったのです。

編集者を介さない個人的な雑談という形式で、冬、春、夏、秋と季節を跨ぎながら行われた対話は、最終的に書籍化されました。

伊藤さんは、谷川さんの言葉を深く理解し、彼との対話を大切にしながら書籍の制作に励みました。

あの、素晴らしいですね! 詩の世界って、なんだか難しそうだけど、こういう対談集なら、私たちにも分かりやすくて、興味が持てそう!

谷川俊太郎の晩年の過ごし方

谷川俊太郎、穏やかな日々を送る秘訣は何?

味覚の変化と「何もしない」時間

谷川俊太郎さんの最晩年の言葉をまとめた本「行先は未定です」が出版されました。

創作への執念や老境の機微が生々しく伝わる言葉が収録されています。

谷川俊太郎さん「行先は未定です」 最晩年の言葉、新旧の詩が伝える創作への執念

公開日:2025/07/18

谷川俊太郎さん「行先は未定です」 最晩年の言葉、新旧の詩が伝える創作への執念

✅ 詩人・谷川俊太郎さんの最晩年の言葉と新旧の詩をまとめた本「行先は未定です」が出版された。

✅ 創作への執念や老境の機微が生々しく伝わる言葉が収録されており、朝日新聞のインタビュー企画からの言葉と詩が収められている。

✅ 亡くなる2週間前の「生きること」と「死ぬこと」に対する谷川俊太郎さんの言葉も収録されている。

さらに読む ⇒好書好日|Good Life With Books出典/画像元: https://book.asahi.com/article/15896797

晩年の谷川俊太郎さんの言葉から、老いを受け入れ、日常を楽しむ姿が伝わってきますね。

味覚や嗅覚の変化を受け入れる姿は、まさに達観しているようです。

対談の中で、谷川俊太郎は80代を過ぎてから味覚や嗅覚が鈍くなり、以前は感じていた「まずい」という感覚をあまり感じなくなったと語りました。

この変化が、彼の機嫌を穏やかに保つ秘訣の一つになっているようです。

新型コロナウイルス禍においても、彼は大きな影響を受けることなく、一人暮らしを快適に過ごしていました。

以前はできなかった「何もしないで庭を眺める」時間を楽しむようになり、社会的なプレッシャーから解放されたような感覚を味わっていると語っています。

詩作に関しても、かつては机に向かって書くことが多かったものの、最近では朝起きたときに浮かんだ言葉をメモするスタイルに変わったそうです。

いやあ、谷川先生、80代で味覚変わって機嫌良くなるとか、それもう、ある意味最強のアンチエイジングやん! 庭を眺める時間とか、めっちゃ贅沢やなぁ。

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谷川俊太郎さんのお別れ会で、伊藤比呂美が感じた思いとは? 著名人との出会い、そして猫との絆。緊張しながらも、人生を豊かにする出会いと、彼女の人間らしさが光る。