永橋あゆみ、バレエ人生を語る!~ドイツ留学、母としての挑戦、そして未来への希望~プリマ、永橋あゆみの軌跡~ドイツ留学、母としての舞台復帰、そして未来~
佐世保から世界へ羽ばたいたバレリーナ、永橋あゆみ。谷桃子バレエ団プリンシパルとして活躍後、ドイツ留学で表現力を磨き、41歳で出産・全幕復帰!育児と両立しながら、白鳥の湖に挑む姿は多くの人に希望を与えます。クラシックとコンテンポラリーを融合し、伝統と革新を両立する彼女の、舞台にかける情熱と、バレエ団への想いを描く感動ドキュメント。
💡 谷桃子バレエ団のプリマとして活躍後、ドイツのゼンパーオーパー・バレエに留学。多様な表現方法を習得。
💡 出産を経て、41歳でバレエ全幕復帰。育児と舞台の両立に挑み、多くのファンを魅了。
💡 谷桃子先生から受け継いだ伝統を大切にしつつ、バレエ団の主要作品に出演。今後の活躍に期待。
それでは、永橋あゆみさんの華麗なるバレエ人生を、彼女のターニングポイントと共に紐解いていきましょう。
バレエとの出会い、そして旅立ち
佐世保出身の永橋あゆみがバレエ留学を決意した理由は?
クラシックとコンテンポラリー両立できる環境。
永橋あゆみさんのバレエ人生の始まりから、ドイツ留学での経験について、詳しく見ていきましょう。
公開日:2018/10/15

✅ 永橋あゆみは、谷桃子バレエ団のプリマとして活躍後、海外研修制度を利用してドイツのゼンパーオーパー・バレエに留学し、自身のダンサーとしての成長を求めた。
✅ 留学先では、クラシックバレエだけでなく、現代バレエの巨匠ウィリアム・フォーサイスの作品などにも挑戦し、多様な表現方法を習得。コール・ド・バレエの経験を通して、主役を支えることの大切さも再認識した。
✅ ドイツでのバレエダンサーへの高い社会的評価に感銘を受けつつ、今後は人間らしい表現のできる、ナチュラルなダンサーを目指し、経験を活かしてバレエ団での活動を続けることを展望している。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://balletnavi.jp/article/pickup/20140220-2449/永橋さんがどのようにしてバレエと出会い、プリマとして活躍するまでになったのか、その道のりには多くの苦労と努力があったことがわかりますね。
佐世保で生まれ育った永橋あゆみは、2歳からバレエを始めました。
山本禮子バレエ団附属研究所での厳しい訓練を経て、中学一年から本格的にバレエの道へ。
一時中断するも、野村理子バレエスタジオで再開し、1999年に谷桃子バレエ団に入団。
2002年には、プリンシパルとして『白鳥の湖』で主役デビューを果たしました。
その後、プリマとして10年間活躍し、更なる成長を求めて2012年、文化庁の海外研修制度を利用し、ドイツのゼンパーオーパー・バレエに留学を決意しました。
留学先としてドレスデンを選んだのは、木村規予香からのアドバイスと、クラシックとコンテンポラリーの両方に取り組める環境、そして劇場付属のカンパニーという点に魅力を感じたからです。
うわー、永橋さんってすごい! 留学を決意したのも、すごいって思ったし、プリンシパルとして活躍した後ってとこも憧れます!
ドレスデンでの成長と新たな挑戦
ドレスデンでの経験、永橋の表現をどう変えた?
より人間らしい表現を追求するようになった。
ドイツでの永橋さんの活躍と、現地のバレエ界の様子について解説します。

✅ ドイツのゼンパー・オーパー・バレエ(ドレスデン国立歌劇場バレエ)で、藤本佳那子さんがプリンシパルに、綱木彩葉さんがセカンド・ソリストに昇格しました。
✅ 藤本佳那子さんはソウダバレエスクール出身で、2008年に同バレエ団に入団し、2017年、2018年を経て、2021年にプリンシパルに昇格しました。
✅ 綱木彩葉さんはハンブルク・バレエ・スクール出身で、2014年に入団後、2018年にコリフェに昇格し、2021年にセカンド・ソリストとなりました。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://ballet-constellation.com/2021/06/29/promotion-kanakafujimoto-ayakatsunaki-semperoper-2021/様々な経験を通して、永橋さんが表現者として成長していく様子が印象的ですね。
海外での経験が彼女に大きな影響を与えたことがわかります。
ドレスデンでの生活は、街の美しさや劇場の素晴らしさに感動する日々でした。
ゼンパーオーパー・バレエの国際的な環境で、永橋は様々な経験を積みます。
研修生として、『くるみ割り人形』や『ロミオとジュリエット』、『コッペリア』など多くの公演に出演。
ウィリアム・フォーサイス振付の『アーティファクト組曲』では、身体の使い方に新たな発見があり、イリ・キリアン振付の『べラ・フィギュラ』では、振付家本人の指導を受ける貴重な経験もしました。
バレエダンサーが職業として尊重される環境にも感銘を受け、自身のダンサーとしての可能性を広げ、より人間らしい表現を追求するようになりました。
帰国後、伊藤範子振付のクラシック・バレエ版『ロミオとジュリエット』のバルコニーのシーンで、パートナーの三木雄馬と共演。
ドレスデンでのコンテンポラリー・ダンス経験や、谷桃子バレエ団での経験を活かし、新たな表現に挑戦しました。
プロコフィエフの音楽に合わせたソロも披露し、クラシック・バレエの世界を深めていきました。
へー、ドレスデンってえらい綺麗なんですね!ウィリアム・フォーサイスとかイリ・キリアンとか、それだけでスゴイ!って思ってまうわ。
次のページを読む ⇒
出産、復帰、そして『白鳥の湖』へ。永橋、41歳での奇跡の出産を経て、バレエ人生と生き様を魅せる!谷桃子バレエ団プリマの挑戦、その舞台裏に迫る。