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『忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉』五木寛之が綴る昭和の文化人たちとの出会いとは?昭和という時代を彩った人々との対話

昭和を駆け抜けた46人の巨人たちとの出会いを描く、五木寛之氏の珠玉のエッセイ集が登場! 寺山修司、小林秀雄、岡本太郎…時代を彩った文化人たちの"ワンショット"を捉え、その人間性に迫る。酒井順子も共感した、昭和という時代。忘れ得ぬ言葉と生き様が、今を生きる私たちに、未来へのヒントをくれる。文学ファンも、昭和文化愛好家も必読の一冊。

『忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉』五木寛之が綴る昭和の文化人たちとの出会いとは?昭和という時代を彩った人々との対話

📘 この記事で分かる事!

💡 五木寛之氏のエッセイ集『忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉』は、昭和の文化人との出会いを描いた作品。

💡 寺山修司、小林秀雄、岡本太郎など、46人の著名人との交流を通して、その人間性を深く掘り下げている。

💡 昭和という時代を、五木氏の視点を通して、多角的に捉え、現代にも通じる教訓や示唆が含まれている。

さて、それでは本書の内容に入っていきましょう。

本書は単なる回顧録ではなく、五木寛之氏の視点を通して、昭和を代表する文化人たちの人間性に迫っています。

昭和を彩る人々との出会い

五木寛之氏が綴ったエッセイ集、内容は?

昭和の文化人との交流と思い出。

本書は、それぞれの人物の「ワンショット」を捉えた五木氏の視点が光ります。

多様な価値観に触れ、読者の心に響く言葉が散りばめられています。

忘れ得ぬ人忘れ得ぬ言葉』五木寛之
忘れ得ぬ人忘れ得ぬ言葉』五木寛之

✅ 様々な分野で活躍した人々による、人生観や価値観、芸術論などが短い言葉で表現されている。

✅ 人生に対する様々な考え方や、仕事に対する姿勢、人間関係のあり方などが多様な視点から示されている。

✅ 芸術や表現活動に対する独自の考え方、時代に対する心情、世の中に対する鋭い観察眼が垣間見える。

さらに読む ⇒新潮社出典/画像元: https://www.shinchosha.co.jp/book/603920/

五木寛之氏の視点を通して描かれる昭和の文化人たちの姿は、単なる回顧録を超え、現代の私たちにも大きな示唆を与えてくれます。

それぞれの言葉が、時代を超えて心に響きます。

昭和7年生まれの五木寛之氏が、様々な分野で活躍した46名との交流を綴ったエッセイ集『忘れ得ぬ人忘れ得ぬ言葉』が出版されました。

本書は、2025年の昭和100年、戦後80年に合わせて刊行され、単なる回顧録ではなく、各人物の「ワンショット」を捉えた五木氏の視点が光ります。

寺山修司、小林秀雄、八千草薫、瀬戸内寂聴、藤子不二雄Aなど、昭和を代表する文化人たちが登場し、五木氏は彼らとの出会いの中で印象的な言葉やエピソードを抽出し、その人間性に深く迫っています。

酒井順子は、五木作品に惹かれた自身の過去と重ね合わせ、本書から昭和という時代の湿度を感じ取ったと述べています。

うーん、なんか難しそうだけど、色んな人が出てくるんだね!でも、有名な人ばかりで、ちょっと興味あるかも。昭和って、どんな時代なんだろう…?

時代を映す言葉と、作家・五木寛之の人間性

昭和を生き抜いた人々の゛刻印゛とは?

時代を象徴する言葉と生き方。

本書には、昭和を象徴する様々な人々の言葉が収録されており、時代を超えた普遍的なテーマを扱っています。

その中には、現代の私たちが忘れてしまった大切な教訓も含まれているように感じます。

あなたの歌詞は最初から最後まで…」戦後歌謡界を代表する作詞家からダメ出し五木寛之が綴った「昭和」を象徴する人たちと交流書評
あなたの歌詞は最初から最後まで…」戦後歌謡界を代表する作詞家からダメ出し五木寛之が綴った「昭和」を象徴する人たちと交流書評

✅ 五木寛之のエッセイ集『忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉』は、昭和を代表する様々な分野の人々との交流を通して、その時代の空気感を鮮やかに描き出している。

✅ 本書に収録されたエピソードから、昭和を生きた人々の言葉の奥にある感情や、時代の変化に対する思いが伝わってくる。

✅ 作詞家・星野哲郎の「歌はダレ場が必要」という言葉のように、本書には、時代を超えて普遍的な教訓や示唆が含まれている。

さらに読む ⇒書評まとめ読み!本の総合情報サイト-ブックバン-出典/画像元: https://www.bookbang.jp/review/article/792303

昭和という時代を、五木寛之氏の視点を通して、多様な角度から捉えていますね。

星野哲郎氏の「ダレ場」という言葉、すごく心に刺さりました。

表現って、本当に大切ですよね。

本書では、旧満州からの引き揚げ経験を持つ三木卓との会話から、彼らが背負った「刻印」が浮かび上がり、童謡の世界の変化や、芸能界における音楽ディレクターの言葉からは、時代の移り変わりが感じられます。

作詞家・星野哲郎の言葉からは、表現における「ダレ場」の重要性が示唆され、時代を超えた普遍的な教えとして響きます。

五木氏は、各人物との出会いを通して、彼らの言葉だけでなく、その生き方そのものから、昭和という時代を表現しています。

酒井順子は、五木寛之という作家の人生の広さと深さを感じ、自らも昭和を生き抜いた一人であることを再認識しました。

「歌はダレ場が必要」… なるほどなぁ。そやけど、芸の世界も、ええとこで一旦止める「間」って大事やもんな。五木先生、ええこと言うわ!

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五木寛之が描く昭和の肖像。岡本太郎との衝撃エピソードから、各界の巨匠たちの生き様を鮮やかに切り取る。時代を超えた「個人」への眼差しが、読者の心に響く。