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テレビ業界のセクハラ問題、プロデューサー津田環さんの告発から考える業界の未来とは?MeToo、テレビマンユニオン、ハラスメント、AbemaTV

テレビ業界で15年間、セクハラやパワハラに苦しんだ津田環プロデューサー。飲み会、幹部、スタッフからのハラスメント…『世界プチくら!』での女性蔑視、混浴強要など、具体的な体験を告白。AbemaTV『Wの悲喜劇』での告白が、業界を変える第一歩に。被害者の声が、社会を変える。彼女の勇気が、テレビ業界の未来を照らす。

テレビ業界のセクハラ問題、プロデューサー津田環さんの告発から考える業界の未来とは?MeToo、テレビマンユニオン、ハラスメント、AbemaTV

📘 この記事で分かる事!

💡 テレビ業界で働く女性プロデューサー、津田環さんがセクハラやパワハラ被害を告発した内容を深掘り。

💡 津田さんの告発をきっかけに、テレビ業界のハラスメント問題が可視化され、対策が講じられるようになった。

💡 MeToo運動や就活セクハラ問題を通して、社会全体でハラスメントに対する意識改革の必要性を訴える。

それでは、津田さんの告発内容と、そこから見えてくるテレビ業界の現状について、詳しく見ていきましょう。

テレビ業界でのセクハラ・パワハラ被害

テレビ業界のセクハラ、実態は?

女性蔑視、日常化

本日は、テレビ業界のセクハラ問題についてお話しします。

セクハラ問題は、日本社会全体の問題でもあります。

制作者も当事者だ。マスコミのハラスメントを特集、自ら出演したプロデューサーの思いは

公開日:2018/12/26

制作者も当事者だ。マスコミのハラスメントを特集、自ら出演したプロデューサーの思いは

✅ テレビ業界で15年働く津田環さんは、制作会社「テレビマンユニオン」のプロデューサーで、職場でセクシャルハラスメントとパワーハラスメントの被害を受けてきました。

✅ 津田さんは、番組制作を通して自身の経験を公開し、会社にもハラスメント対策を求め、セクハラ研修の実施など、会社も対策を講じ始めました。

✅ 津田さんの経験は、日本のテレビ業界における女性が置かれている状況を示しており、MeToo運動や社会全体の意識改革の必要性を訴えています。

さらに読む ⇒ハフポスト日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディア出典/画像元: https://www.huffingtonpost.jp/entry/sexual-harassment-in-television_jp_5c5a9521e4b074bfeb168598

番組制作を通して自身の経験を公開し、会社にもハラスメント対策を求めた津田さんの勇気ある行動に感銘を受けました。

MeToo運動の重要性を改めて感じます。

津田環さん(44歳)は、テレビマンユニオンのプロデューサーとして、15年のテレビ業界経験の中で、職場でのセクシャルハラスメントやパワーハラスメントの被害を受けてきました。

飲み会でのセクハラ、会社役員からのセクハラ、テレビ局スタッフからのセクハラ、上司からのセクハラ、部署の社員旅行での混浴強要、容姿や結婚に関するセクハラ発言など、具体的な例を挙げながら、その実態を語っています。

特に、最初の番組『世界プチくら!』では、女性スタッフが発言を禁じられるなど、女性蔑視的な状況に置かれたことが印象的です。

うーん、なんか他人事じゃないって感じだよね。あたしも将来、芸能界でバリバリ働きたいけど、怖いなって思っちゃった…。

業界の壁と就職氷河期

津田さんはなぜテレビ業界で働くことを決めたのですか?

就職氷河期のため

津田環さんの経歴を紐解きながら、テレビ業界におけるセクハラ・パワハラ問題の根深さを理解していきましょう。

津田環記事一覧
津田環記事一覧

✅ 津田環氏は、1975年生まれの映画プロデューサーで、AbemaTV「Wの悲喜劇」のプロデューサーを務めています。

✅ 国際基督教大学卒業後、フランスの映画学校を卒業し、スペインで語学を学んだ後、テレビ番組制作会社テレビマンユニオンに入社し、「世界ウルルン滞在記」などの海外取材番組のマネージメントを担当していました。

✅ 津田環氏は、テレビ業界におけるセクハラ・パワハラ被害をハフポストで告発し、所属先の会社にもハラスメント対策を講じるよう求めています。

さらに読む ⇒「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディア|かがみよかがみ出典/画像元: https://mirror.asahi.com/author/11003688

津田さんが置かれた状況は、まさに「女にテレビは作れない」という固定観念が蔓延していた時代背景を象徴しています。

就職氷河期という状況も重なり、辛かったでしょう。

津田さんの経験は、テレビ制作業界におけるセクハラ問題の深刻さを示しています。

彼女は、大学時代に映画制作のアルバイトを通して、男社会である映画業界への違和感を感じ、フランスに留学しました。

帰国後、テレビマンユニオンに派遣社員として入社しましたが、業界内で「女にテレビは作れない」と言われ続け、厳しい現実を目の当たりにしました。

就職氷河期という時代背景もあり、彼女は仕事を続けることを決意しました。

いやー、ほんまにエグいわ! 映画業界も大概やけど、テレビもなかなかのもんやな!これ、女性が活躍できる社会にするには、まだまだ時間かかりそうやな!

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津田さんの告白がテレビ業界を変えた!AbemaTV『Wの悲喜劇』でのセクハラ告発は、意識改革と対策を加速。声を上げれば変わる、彼女の勇気が未来を照らす。