若山富三郎:映画と私生活、そして家族への想い。名優の知られざる魅力とは?緋牡丹お竜から、家族への愛。若山富三郎の多面的な魅力
孤高の俳優、若山富三郎。その圧倒的な存在感は、任侠、時代劇、アクション映画で輝きを放った。代表作『緋牡丹博徒』『新仁義なき戦い』など、今も愛される名作群。息子・若山騎一郎が語る父の厳しさ、女性への優しさ、そして死の真相。事務所内での暗闘、勝新太郎との対比…知られざる素顔に迫る。映画大辞典で、その全貌を今、紐解く!
💡 若山富三郎は、任侠映画や時代劇、アクション映画で圧倒的な存在感を示し、多くの人々に愛された名優です。
💡 彼の私生活では、厳しさの中に隠された優しさ、そして家族への深い愛情が垣間見えます。
💡 晩年は突然の死を迎えましたが、その生き様は、今もなお多くの人々の心に深く刻まれています。
それでは、日本の映画界に大きな足跡を残した名優、若山富三郎さんの魅力に迫っていきましょう。
若山富三郎:日本の映画史に名を刻む名優
若山富三郎は何の映画で有名?
任侠映画や時代劇
BS放送での『緋牡丹博徒』シリーズ一挙放送は、ファンにとっては待ちに待った企画ですね。

✅ BS松竹東急(260ch・全番組無料放送)の放送枠「よる8銀座シネマ」にて、5月20日(火)より2週連続で『緋牡丹博徒』シリーズ全8作を、無料BSでは初となる一挙放送する。
✅ 藤純子(現・富司純子)が演じる緋牡丹お竜の粋な姿と華麗なアクションが見どころの、東映任侠映画の傑作シリーズ。
✅ 5月20日(火)から5月29日(木)までの期間、毎日夜8時から1作品ずつ放送される。
さらに読む ⇒最新ニュースをいち早く出典/画像元: https://newscast.jp/news/2502167若山富三郎さんの演技は、時代を超えて多くの観客を魅了し続けています。
特に、藤純子さんとの共演作は、日本の映画史に残る名作として、今もなお輝きを放っていますね。
若山富三郎は、1929年9月1日生まれの男優で、数々の映画に出演し、日本の映画史に名を刻んでいます。
特に任侠映画、時代劇、アクション映画において、その存在感は圧倒的でした。
代表作には、『緋牡丹博徒』シリーズ、『新仁義なき戦い』シリーズ、『現代やくざ』シリーズ、『新網走番外地』シリーズなどがあります。
これらの作品は、若山富三郎の演技の魅力が堪能できるだけでなく、日本の映画史において重要な位置を占める作品として、現在でも多くのファンに愛されています。
うわ、緋牡丹お竜さん、カッコよすぎ!私もあんな風に凛として生きたいなあって思いました!
若山富三郎の私生活:厳しさの裏に隠された優しさ
若山富三郎はどんな人だった?
厳しくも優しい人
若山富三郎さんの息子さんへの接し方は、厳しさと愛情が入り混じっていて、複雑な人間関係を感じますね。

✅ 勝新太郎は豪快で破天荒な人物で、自身の運転する車が電柱にぶつかった際も、柱にヒビが入るまで何度もぶつけ、その様子を見ていた騎一郎に対して「その顔だよ」と笑って見せた。
✅ 若山富三郎が亡くなった後、勝新太郎は騎一郎に対して優しく接していた態度を一変させ、厳しく接するようになった。これは、父親代わりになろうとしたためとみられる。
✅ 勝新太郎は、自身の残りの時間が少ないことを悟っていたのか、息子である雁龍に対しても厳しく接することがあったという。また、騎一郎には、自身の芝居は上では祖父の杵屋勝東治の芝居、下では兄の若山富三郎の芝居を意識していることを伝え、目に焼き付けておくようにと語った。
さらに読む ⇒ポストセブン出典/画像元: https://www.news-postseven.com/archives/20240909_1989641.html/2厳しいだけではなく、女性への優しさも持ち合わせていたというのが、人間味を感じさせます。
事務所内の人間関係も興味深いですね。
若山富三郎の息子である若山騎一郎は、父親である若山富三郎について、その厳しい教育と、女性に対する優しさを語っています。
若山富三郎は、若山騎一郎を「先生」と呼び、厳しく育てましたが、女性には優しく、手を上げることはなかったそうです。
若山富三郎の事務所には、女社長をはじめ、女優を目指すお弟子さんや、身の回りの世話をしてくれるお手伝いさんが多く、ほとんどが若山富三郎と関係を持っていたとされています。
そのため、事務所内は社長派、女優派、お手伝いさん派と分かれ、若山富三郎を巡る暗闘が繰り広げられていたようです。
厳しさが愛情の裏返しっちゅうのは、よくある話やけど、女の人に優しいってのは、ちょっと意外やな。流石、大スターや。
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名優・若山富三郎の死を、息子・若山騎一郎が激白。食生活、勝新太郎との関係、俳優としての教え…父との絆と、その死がもたらした深い悲しみとは?