X(旧Twitter)は本当に進化するのか？イーロン・マスクの野望と課題SEC訴訟、サイバー攻撃、そしてXMoney…

それでは、Xをめぐる最近の動向について詳しく見ていきましょう。

イーロン・マスクとSECの訴訟

マスク氏とSECの訴訟は、情報開示に関する重要な問題を提起しています。

米ＳＥＣ、マスク氏を提訴ツイッター株取得の開示遅れで

公開日:2025/01/15

✅ 米証券取引委員会（SEC）は、イーロン・マスク氏が2022年3月にツイッターの普通株の5%超を取得したことを適時に開示せず、連邦証券法に違反したとして、マスク氏を提訴しました。

✅ SECは、マスク氏が開示期限を11日間超過し、他の投資家の犠牲の上に安値でツイッター株を購入したと主張しています。

✅ SECは、マスク氏に対し、民事罰金の支払いと、受け取る権利がなかった利益の放棄を求めており、マスク氏の弁護士はSECの提訴を「嫌がらせキャンペーン」と呼んでいます。

さらに読む ⇒ロイター 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/W2LIIIYQAZPVFIIYEDURPFPZDE-2025-01-15/

マスク氏がSECの提訴を「嫌がらせキャンペーン」と呼んでいるように、この訴訟は今後の展開が注目されます。

2022年、イーロン・マスク氏はツイッター社を買収する際に、SECが定める大量保有報告制度で求められる情報開示を怠ったとして、SECから民事訴訟を起こされました。

SECの主張によると、マスク氏は2022年1月からツイッター株を買い集め始め、3月14日までに保有割合が5％を超えたにも関わらず、3月24日までに義務付けられていた大量保有報告書を提出せず、4月4日にようやく提出しました。

SECは、マスク氏が自身がツイッター株を買い集めている事実が公けになることで同社の株価が高騰することを防ぐ目的で、情報開示を遅らせたと考えています。

マスク側は、SECの主張を否定しており、裁判で争う姿勢を示しています。

この訴訟は、大量保有報告制度の重要性を再認識させるだけでなく、今後、テクノロジー企業の買収や経営者による情報開示に関して大きな影響を与える可能性があります。

えーっと、なんか難しい話だけど、マスクさんってホントに大変なんだね…

Xの通信障害とサイバー攻撃

Xがサイバー攻撃を受けていたことは、驚きとともに不安を感じますね。

に大規模なサイバー攻撃、イーロン・マスク氏が報告

公開日:2025/03/11

✅ イーロン・マスク氏は、X（旧Twitter）がサイバー攻撃を受けていたことを明らかにしました。

✅ マスク氏は攻撃の詳細については明らかにしていませんが、大量のリソースが投入された大規模な攻撃であり、国家レベルの組織が関与している可能性を示唆しました。

✅ ハクティビスト集団のDark StormはTelegram上で、Xに対してDDoS攻撃を実行したと主張しています。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1669202.html

国家レベルの組織が関与している可能性があるというのは、非常に深刻な問題です。

2025年3月10日、X（旧Twitter）で世界規模の通信障害が発生しました。

日本時間午後6時頃から始まり、世界中のユーザーが投稿やDM、タイムラインの更新など、様々な機能が使えなくなりました。

障害は断続的に発生し、完全復旧には至っていません。

イーロン・マスク氏は「大規模なサイバー攻撃」が発生したと公表し、組織的な攻撃の可能性を示唆しました。

DarkStormTeamと呼ばれるグループが攻撃を主張しており、プロパレスチナの姿勢を持つとされています。

今回の障害はXの機能をほぼ全面的に麻痺させ、情報共有やコミュニケーションに大きな影響を与えています。

国際メディアは事件を大きく報道し、専門家からはサーバーの過負荷、システムの更新作業の影響、サイバー攻撃の可能性などが指摘されています。

Xはマスク氏の買収以降、様々な変革と課題に直面しており、今回の障害は技術的課題や組織的問題と関連している可能性があります。

えー、ホンマに大変やなぁ… X使えへんかったら困るわ…