ジャニーズ性加害問題の現在地(補償、訴訟、事務所の対応は?)【2024年最新版】ジャニーズ性加害問題の最新情報:SMIE-UP.の補償、訴訟、海外訴訟の動向
故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡る旧ジャニーズ事務所の対応と、被害者たちの葛藤。補償の進捗、不服申し立て、そして新たな提訴… 事務所の対応は誠意を欠いているのか?被害者救済の道のりは、いまだ険しい。
💡 ジャニーズ事務所の性加害問題が再燃し、事務所の対応と救済委員会による補償が開始。
💡 被害者救済委員会による補償と、一部被害者による訴訟提起の状況。
💡 事務所の体制と責任、海外での訴訟の展開。今後の影響と課題。
それでは、本記事でご紹介する内容について、詳しく見ていきましょう。
再燃と事務所の対応
ジャニー喜多川氏の性加害問題、再燃のきっかけは?
BBCの報道がきっかけで問題が再燃
性的加害問題が再燃し、事務所の対応が注目されています。
公開日:2023/09/09

✅ ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏による性的加害問題を巡り、事務所の藤島ジュリー景子社長が辞任し、性的加害を初めて認めたが、日本国内では衝撃は少なく、長年の疑惑が公然の秘密として認識されていた。
✅ 喜多川氏は性的虐待を行う一方で、数多くのスターを育成し、芸能界における絶大な権力を持っていたため、性加害を訴えることは困難であり、メディアも長らく疑惑を追及してこなかった。
✅ この問題は、日本の芸能界における権力構造、沈黙の文化、少年アイドルの特性などが複雑に絡み合い、今後の影響は見通せない状況である。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66760831長年の疑惑が表面化し、事務所の対応が問われる状況ですね。
被害者への真摯な対応が求められます。
2023年3月、BBCの報道をきっかけに、故ジャニー喜多川氏による性加害問題が再燃しました。
この問題は、1999年に『週刊文春』が報じた疑惑を巡る裁判に端を発し、一審ではジャニーズ事務所側が勝訴しましたが、二審では高裁がセクハラ行為の真実性を認定し、高裁判決が確定しました。
この事件を契機に、事務所は対応を迫られることになります。
事務所は、事実確認や専門家との協議、個人のプライバシーへの配慮などを理由に対応が遅れたことについて謝罪し、BBC報道やカウアン・オカモト氏の告発についても事実確認と真摯な対応を行うと表明しました。
うーん、やっぱり、事務所の対応ってもっと早くできなかったのかなって思っちゃいます。被害者の方々、つらかっただろうな…。
被害者救済委員会の活動
旧ジャニーズ性加害、補償対象者は?
在籍確認、被害認定された人が対象。
救済委員会が設置され、補償が進められています。
公開日:2023/10/07

✅ ジャニーズ事務所は、創業者ジャニー喜多川氏による性加害の事実を認め、謝罪した。
✅ 藤島ジュリー景子社長は辞任し、新社長に東山紀之氏が就任した。
✅ 被害者への補償などの救済措置を実施する。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20230907/k00/00m/040/332000c補償が進んでいるのは良いことですが、救済対象の線引きや金額で不満の声も出てくるのは仕方ないかもしれません。
株式会社は、故ジャニー喜多川氏による性加害問題に対し、被害者救済委員会を設置し、性加害の有無や影響を確認する体制を整えました。
委員会は、被害者の申告内容の確からしさを基準とし、旧ジャニーズ事務所への在籍実績を重視して救済を進めています。
在籍が確認された者を優先的に補償金額の算定を進め、昨年12月1日付の補償金額算定の考え方を踏まえ、性被害が認定された方への補償を実施しています。
一方で、申告内容が事実ではないと確認された場合や、他の事例を模倣していると判断される場合は補償を行いません。
これまでに、被害申告者964名に対し、325名に補償金額を提示し、249名と合意の上で金銭を支払っています。
いやー、ほんま、救済委員会とか言うてますけど、あれだけやってもまだ足りん気がするわ。もっと被害者の気持ちに寄り添わなあかん。
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旧ジャニーズ性加害問題、被害者3名が補償に不服で提訴。米ネバダ州でも損害賠償請求。事務所の対応に非難の声。