令和6年能登半島地震、何が起きたのか？被害状況と政府の対応とは!!?

それでは、今回の地震で何が起きたのか、詳しく見ていきましょう。

能登半島地震の発生メカニズム

今回の地震は、これまでとは規模が大きく、余震も広範囲に及んだことが分かります。

能登半島地震のメカニズム 近年の群発地震の40倍のエネルギー

公開日:2024/02/01

✅ 2023年1月1日の能登半島地震は、これまでの群発地震とは規模が大きく、マグニチュード7.6でエネルギーは40倍以上。余震も広範囲に及んだ。

✅ 今回の地震は、能登半島北側の沿岸に複数走る海底活断層の活動によって発生したと考えられ、政府の地震調査委員会は、震源断層を長さ150キロ程度の逆断層と推定している。

✅ 能登半島は日本列島が東西から押される境界付近に位置し、水平方向に圧縮されてできる逆断層が集中している。今回の地震では、輪島市で約4メートルの隆起や、約1.2メートル西南西方向へのずれが観測された。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20240102/k00/00m/040/337000c

能登半島は、日本列島の境界付近に位置しているため、今後も地震発生のリスクは高いと言えるでしょう。

令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、石川県で観測された歴史上最大規模の地震であり、震度7を記録しました。

この地震は、能登半島北岸に沿う複数の断層が連動した結果と考えられています。

地震発生の背景には、令和2年12月頃から続く群発地震活動があり、地殻深部からの流体上昇が断層帯に影響を与えていたと考えられます。

この流体は断層帯深部で断層の開口とスロースリップを引き起こし、周囲の断層を動きやすくしていました。

また、浅部への流体移動は規模の小さな断層を動きやすくしていました。

これらの要因が長期間の群発地震活動を継続させていたと考えられます。

M7.6の地震は、群発地震の震源域付近で発生し、流体による影響が大きかった場所と考えられます。

地震は珠洲沖セグメントや輪島沖セグメント等の周囲の断層にも影響を与え、これらセグメントまたは並行する断層群を次々と破壊して、最終的に100km程度の震源域で断層破壊が生じ、M7.6の規模に達したと考えられます。

えーっと、すごい地震だったみたいですね。怖かったなぁ。

政府による災害対応

政府は、迅速な対応で被災者を支援しました。

令和6年能登半島地震の災害派遣は、どんな災害派遣だったのか？

公開日:2024/05/16

✅ 令和6年能登半島地震発生後、自衛隊は自主派遣で人命救助と情報収集を行い、その後県知事の要請を受けて正式な災害派遣を実施しました。特に、輪島分屯基地では避難者受け入れや救助活動を行い、各地で連絡幹部を派遣するなど、迅速な対応を見せました。

✅ 地震による道路寸断などにより、被災地へのアクセスが困難な状況でした。そのため、陸海空ヘリによる空からの部隊投入や、海自艦艇・ホバークラフトによる重機搬入などが行われました。

✅ 災害対応のあり方として、自治体や被災者のニーズを把握した「プル型」支援が重要であることが認識されました。また、道路啓開が人命救助、生活支援、復興支援など、あらゆる活動の前提となることが示されました。

さらに読む ⇒日本の防衛と安全保障の今を伝える｜［J ディフェンス ニュース］出典/画像元: https://j-defense.ikaros.jp/docs/commentary/000499.html

道路啓開が、人命救助や復興に向けた活動において不可欠であることが改めて認識されました。

令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、マグニチュード7.6、最大震度7を記録し、241名の死者を含む甚大な被害をもたらしました。

政府は、地震発生直後から官邸対策室を設置し、災害対応本部を立ち上げ、救助活動、物資支援、避難者支援など、政府一体となって対応を進めています。

具体的には、自衛隊によるヘリを使用した物資輸送、避難所への仮設トイレや暖房器具などの物資提供、避難者向けの健康管理や感染症対策などが行われています。

また、二次避難のためのホテルや旅館への支援も行っており、被災者の生活環境確保に力を入れています。

政府は、地震発生直後から対応してくれはったんやな。さすがやな。