フジテレビ、ガバナンス体制は大丈夫?社外取締役による立て直し提言とは!?
フジTVHD、ガバナンス強化!社外取締役が提言、新経営陣選定へ。中居氏問題受け、透明性と信頼回復が急務。番組出演者の安全対策も見直し、改革進むか?
💡 フジテレビは、放送事業を営む企業として、社会的責任を果たすため、コンプライアンス体制の強化に取り組んでいる。
💡 社外取締役によるガバナンスの立て直し提言が発表され、経営刷新に向けた動きが見られる。
💡 経営陣の辞任や第三者委員会の調査など、事態は大きく変化している。
それでは、フジテレビのガバナンス体制について詳しく見ていきましょう。
フジテレビジョンホールディングスのコーポレート・ガバナンス体制
フジHDは、どんなガバナンス体制で持続的な成長を目指してる?
透明性と説明責任を重視
フジテレビジョンホールディングスは、放送事業の公共性を重要視し、コンプライアンス体制の強化に力を入れているんですね。

✅ フジテレビは、放送事業を営む企業として、電波という国民共通財産を預かり、責任あるコンテンツの提供という使命を担っている。そのため、放送の公共性を重んじ、国民の基本的人権を擁護する内容の放送に努めることで社会的責任を果たすとしている。
✅ 業務の適正を確保するため、取締役や従業員の職務執行が法令や定款に適合することを確認する体制を構築している。具体的な取り組みとして、コンプライアンス及びリスクの管理等に関する規程に基づき、コンプライアンス等委員会や担当者会議を設置し、社内研修を行うことで、法令遵守の意識向上を図っている。さらに、内部監査や財務報告の信頼性確保のための内部統制システム構築にも力を入れている。
✅ 当社グループ全体における業務の適正確保のため、子会社の取締役や従業員に対する横断的な管理を推進し、グループ経営に重大な影響を及ぼすリスクへの対応体制を構築している。さらに、親会社である株式会社フジ・メディア・ホールディングスとも連携し、子会社各社のコンプライアンス体制強化を図っている。
さらに読む ⇒ フジテレビ出典/画像元: https://www.fujitv.co.jp/sustainability/worklife/governance.htmlフジテレビは、社外取締役の比率が高いんですね。
フジテレビジョンホールディングスは、認定放送持株会社として、持続的成長と中長期的な企業価値向上を追求するためにコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。
株主の権利確保、株主総会における権利行使環境の整備、建設的な対話を重視し、従業員、視聴者、取引先、地域社会など、ステークホルダーとの良好な関係維持にも努めています。
コーポレート・ガバナンス体制としては、過半数を社外取締役で構成する監査等委員会設置会社であり、監査等委員が取締役会における議決権を持ち、代表取締役の選定や業務執行の意思決定に携わっています。
さらに、経営会議や経営諮問委員会を設置し、経営課題に関する協議や取締役会への事前審議、情報の共有化を図っています。
内部統制機能強化のため、コンプライアンス推進室を設け、業務の適正化と課題解決に取り組んでいます。
指名・報酬では、経営諮問委員会の助言を得て、意思決定の透明性と公正性を確保しています。
取締役会は、株主に対する受託者責任と説明責任を踏まえ、持続的な成長と企業価値向上を目指し、収益力や資本効率の改善に努めます。
また、経営戦略の確立、業務執行環境の整備、監督責任を果たす役割を担っています。
監査等委員と監査等委員会は、株主に対する受託者責任に基づき、客観的な立場から取締役会への出席、議決権行使、経営会議への参加を行い、経営の監督と監査を実施しています。
全体として、フジテレビジョンホールディングスは、コーポレート・ガバナンス体制を通じて、透明性、公正性、説明責任を担い、持続可能な成長と企業価値向上を目指しています。
えーっと、なんか難しい話だったけど、フジテレビって色々大変なんだね。
フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役によるガバナンス立て直し提言
フジHD社外取締役、ガバナンス強化を提言!何が問題?
中居氏問題で信頼失墜
中居正広さんの報道を受けて、社外取締役がガバナンスの立て直しを求める提言を発表したんですね。

✅ フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役7人は、中居正広氏関連の報道を受けて、ガバナンスの立て直しを求める提言を公表した。
✅ 提言では、会社側の対応が経営と社会的信頼に深刻な影響を与えているとして、企業ガバナンスの立て直しと信頼回復に向けた取り組みの加速を求めている。
✅ 具体的には、取締役会の下に社外取締役のみで構成される「経営刷新小委員会」の設置や、信頼回復を実現できる人材による新経営陣の選定などを提言している。
さらに読む ⇒goo ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-820920.html社外取締役が経営刷新小委員会を設置する提言を出したというのは、かなり強い意志を感じますね。
フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役7名は、フジテレビに対するガバナンス立て直しと信頼回復を求める提言を発表しました。
提言では、中居正広氏をめぐる女性トラブルに関わる社内対応や対外説明の問題点を指摘し、企業ガバナンスの強化と信頼回復に向けた取り組みを加速する必要性を訴えています。
具体的には、第三者委員会の調査と並行してガバナンス強化に向けた取り組みを速やかに実施すること、信頼回復につながる新たな経営陣の人選、透明性の確保を図るための適時適切な対外説明を求めています。
さらに、取締役会の監督機能強化のため、臨時取締役会を随時開催し、全社外取締役で構成される『経営刷新小委員会』を設置して機動的な調査と提言を行う体制を構築するよう求めています。
また、新年度からの新経営陣の人選の重要性を強調し、開かれた会見の実施など徹底した透明性のある経営を実現し、社内外から信頼される人材を選ぶ必要性を訴えています。
社外取締役は、候補者との面談など必要な調査を実施し、スケジュールの明確化と会社側の適切な情報提供を求めています。
中居さん絡みの話か…。ほんま、芸能界ってドロドロやなぁ。
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フジTV、中居氏問題で副会長辞任!3人目の辞任、ガバナンス強化へ。