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矢部太郎の漫画『大家さんと僕』は、大家さんとの別れを描いた続編で、感謝の気持ちと戦争の記憶を伝える?別れと感謝の物語とは!!?

矢部太郎の漫画『大家さんと僕』は、大家さんとの別れを描いた続編で、感謝の気持ちと戦争の記憶を伝える?別れと感謝の物語とは!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 漫画を通して、作者の大家さんへの感謝の気持ちが伝わってくる。

💡 戦争体験という重いテーマも、漫画を通して優しく描かれている。

💡 漫画家としての矢部太郎さんの成長と、家族との絆が感じられる作品となっている。

それでは、最初の章に移りましょう。

別れと感謝 『大家さんと僕これから』で描かれた大家さんとの別れ

それでは、第一章、大家さんとの別れについて詳しく見ていきましょう。

矢部太郎さん 「大家さんと僕」の続編は亡くなった大家さんへの「祈り」

公開日:2019/08/28

矢部太郎さん 「大家さんと僕」の続編は亡くなった大家さんへの「祈り」

✅ カラテカの矢部太郎さんが、大家さんとの別れまでを描いた漫画「大家さんと僕 これから」を刊行しました。

✅ 矢部さんは、漫画を通して大家さんへの感謝の気持ちを伝えたいという思いがあり、面と向かって言えないような思いも、漫画という形なら照れずに描けると思ったと語っています。

✅ 前作の発売前後から大家さんとの別れまでを゛完結編゛として描き終えた矢部さんは、漫画家デビュー作となった前作から続く大家さんとの関係を描いています。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20190729/k00/00m/040/101000c

漫画を通して、大家さんとの思い出が蘇り、感動しました。

矢部太郎さんは、88歳の大家さんと過ごした日々を描いた漫画『大家さんと僕』の続編『大家さんと僕これから』を出版しました。

前作では大家さんの穏やかな日常を描いていましたが、続編では大家さんの人生の終わり、そして矢部さんが大家さんから受けた影響と感謝の気持ちを表現しています。

矢部さんは、大家さんの戦争体験を聞き、その記憶を後世に残したいという思いから、戦争の話を漫画に描きました。

また、大家さんとの生活を通して、年齢の離れた人との交流の大切さや、家族との触れ合いの温かさを実感し、自身の祖母への思いを新たにしました。

特に、大晦日の様子を漫画に描き、大家さんとの別れを惜しんでいます。

ほっこりした気持ちと同時に、戦争の記憶の重さも感じましたわ。

漫画家としての挑戦 育児絵日記の出版計画とiPadでの漫画制作

続いて、第二章は、矢部太郎さんの漫画家としての活動についてお話しましょう。

紙芝居・絵本作家 やべみつのりさん 「大家さんと僕」のカラテカ矢部太郎に父として伝えてきたこと
紙芝居・絵本作家 やべみつのりさん 「大家さんと僕」のカラテカ矢部太郎に父として伝えてきたこと

✅ やべみつのりさんは、息子であるカラテカの矢部太郎さんに対して、好きなことを追求するよう促し、その過程を後ろから見守ってきたことを語っています。

✅ やべみつのりさんは、子どもの頃から工作や表現活動に親しみ、息子にもその楽しさを伝えてきました。また、息子が学校で体罰を受けた際には、息子の表現を通して問題解決を図りました。

✅ やべみつのりさんは、孫娘との共著絵本「ひとはなくもの」を出版し、孫の成長を通して、子どもたちの内面的な成長の大切さを学びました。また、自身の創作活動は、表現を通して喜びを見出した母親の影響を受けていると語っています。

さらに読む ⇒東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞出典/画像元: https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/kazokunokoto/32775/

矢部さんの漫画家としての挑戦、そして父親であるやべみつのりさんの影響が伝わってくるお話でした。

矢部太郎さんは、自身の父であるやべみつのりさんの影響を受け、育児絵日記を出版したいと考えています。

その計画として、北海道の書店から順に全国を回り、本を置いてもらうようお願いする予定です。

矢部さんは、漫画制作にiPadを使用しており、修正や編集のしやすさを利点として挙げています。

現在、展覧会の準備に集中しており、漫画家としての活動を精力的に行っています。

仕事は漫画家90%、お笑い芸人・俳優は10%の比率で活動しています。

教育という観点から見ても、非常に興味深い事例ですね。

芸人から漫画家へ 大河ドラマ出演と『大家さんと僕』の成功

第三章では、矢部太郎さんの芸人活動と、漫画家としての成功についてご紹介します。

カラテカ矢部太郎が大河ドラマ「光る君へ」出演、吉高由里子扮する゛まひろ゛の従者(コメントあり)
カラテカ矢部太郎が大河ドラマ「光る君へ」出演、吉高由里子扮する゛まひろ゛の従者(コメントあり)

✅ カラテカ矢部が、2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」に出演することが発表されました。

✅ 矢部は、吉高由里子演じる紫式部の従者・乙丸役を演じ、紫式部に振り回されながらも忠義心を持ち、彼女のことを想う役柄です。

✅ 矢部は今回の役について「不器用で頼りないながらも、厳しい状況の中でも仕え続ける乙丸には忠義心とまひろ様への思いが感じられます」とコメントしており、撮影への意気込みを語っています。

さらに読む ⇒ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/owarai/news/534158

大河ドラマ出演、おめでとうございます!矢部さんの漫画が、様々な形で世の中に広がっているのが嬉しいです。

矢部太郎さんは、NHKの大河ドラマ『光る君へ』に出演しています。

出演のきっかけは、朝ドラ『スカーレット』で描いた番組レコメンドイラストでした。

矢部さんの代表作『大家さんと僕』は、大家さんとの交流を描いた漫画で、NHKでアニメ化もされました。

当初は小説誌に連載されることを想定しておらず、倉科遼先生の提案で漫画雑誌ではなく小説誌に掲載されることになりました。

作品はベストセラーとなり、手塚治虫文化賞短編賞を受賞しました。

矢部さんは、大家さんの魅力が作品の魅力であり、多くの人に受け入れられた理由だと考えています。

えー、大河ドラマ出るんだ!すごい!私も見てみたい!

贈与の価値 『プレゼントでできている』が問いかけるモノへの執着と持続可能性

第四章では、矢部太郎さんの最新刊『プレゼントでできている』について、くるりの岸田繁さんの視点から掘り下げていきましょう。

モノに執着がない」くるり・岸田繁が語る 矢部太郎の漫画『プレゼントでできている』の読みどころ
モノに執着がない」くるり・岸田繁が語る 矢部太郎の漫画『プレゼントでできている』の読みどころ

✅ 矢部太郎さんの漫画『プレゼントでできている』は、モノへの執着について考えさせられる作品であり、くるりの岸田繁さんは、モノよりもプレゼントそのものに込められた「想い」の大切さを説いています。

✅ 岸田さんは、モノへの執着は個人の問題ではなく、現代社会における消費文化や国際的な交流のあり方、そしてSDGsの概念までも深く考えさせられるものだと指摘しています。

✅ 作品を通して描かれるのは、モノへの執着を捨てることではなく、モノに込められた「想い」や「文化」の価値を見直し、持続可能な社会の実現に向けて、個人がどのように考え、行動していくのかという問いかけです。

さらに読む ⇒書評まとめ読み!本の総合情報サイト | Book Bang -ブックバン-出典/画像元: https://www.bookbang.jp/review/article/775578

岸田さんの言葉は、モノへの執着という問題を、現代社会の深層部にまで突き刺す鋭さがありますね。

矢部太郎さんの最新刊『プレゼントでできている』は、モンゴルの家族からもらった絨毯のお礼に手紙を書こうとしたことから始まり、様々なプレゼントにまつわる話が描かれています。

矢部さんは、プレゼントとは「あげる側」ではなく「もらう側」の視点が重要だと考えており、言葉や体験など、もらう側が「もらった」と思えばプレゼントだと語っています。

くるりの岸田繁さんは書評で、モノへの執着の薄さや、プレゼントの価値を見失いがちな現代社会への問題提起を指摘し、真の持続可能性は、長く使えるモノ作りや、文化や伝統を尊重することにあると主張しています。

モノより思い出の方が大切って言うけど、なかなか難しいよな。

プレゼントを通して 贈与の繋がりと感謝の大切さを知る

第五章では、矢部太郎さんがプレゼントを通して学んだことについてお話しします。

矢部太郎が明かす、板尾創路からもらった謎のプレゼント「もらう・あげるの繰り返しが人生」
矢部太郎が明かす、板尾創路からもらった謎のプレゼント「もらう・あげるの繰り返しが人生」

✅ 矢部さんはモンゴル人一家との共同生活を通して、モンゴル語を覚えるなど言語習得の才能があることを実感した。また、言語はプレゼントのようなもので、相手とのコミュニケーションを通して自然と身につくものだと感じている。

✅ 矢部さんはモンゴルの人たちに対して、最初は距離を感じたものの、深く関わるにつれて思いやり深い一面を感じた。モンゴルの文化を理解することで、相手への理解が深まり、より深いコミュニケーションが生まれることを実感した。

✅ 矢部さんと板尾さんは、お互いに変わったプレゼントを贈り合う仲であり、それはお互いが相手を理解し、その人の個性を受け入れている証である。板尾さんが矢部さんに贈った手鏡は、その象徴的なプレゼントであり、一見意味不明に見えるながらも、板尾さんらしいユーモアと深みを感じさせるものである。

さらに読む ⇒モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース出典/画像元: https://mdpr.jp/news/detail/4247758

矢部さんの視点から見た、プレゼントの価値や、贈与の繋がりについて、考えさせられました。

矢部太郎さんの最新刊『プレゼントでできている』は、テレビ番組でモンゴルの家族からもらった絨毯や、板尾創路氏や河本準一氏からもらった忘れられないプレゼントなど、矢部氏が実際に受け取ったユニークなプレゼントの数々が紹介されています。

矢部氏は、プレゼントを通して、贈与の繋がりや自分の存在について深く考えさせられます。

単にモノを受け取るだけでなく、贈与を通して他者との関係性を再確認し、感謝の気持ちや人生における贈与の大切さを改めて認識するきっかけを与えてくれる作品となっています。

プレゼントという行為を通して、人間関係の深化が図られることを示唆していると言えるでしょう。

矢部太郎さんの漫画を通して、人との繋がりや感謝の大切さ、そしてモノへの価値観について改めて考えることができました。

🚩 結論!

💡 『大家さんと僕』は、大家さんとの別れを描いた感動作であり、戦争体験の記憶を後世に伝える作品。

💡 『プレゼントでできている』は、モノへの執着と贈与の価値について考えさせられる作品。

💡 矢部太郎さんは、漫画を通して自身の経験や思いを表現し、読者に多くの感動と気づきを与えている。