『ニッポンの闇』で考える、ジャニーズ問題とメディアのタブー?脳科学者とタレントが語る、現代日本の闇とは!!?
💡 メディアにおける忖度やコンプライアンスの問題点を浮き彫りにする。
💡 日本の同調圧力や謝罪文化について考察する。
💡 カルトの仕組みと危険性、そして日本の未来への分岐点について議論する。
それでは、本書『ニッポンの闇』の内容について詳しく見ていきましょう。
メディアとタブー:ジャニーズ問題から考える
メディアとタブーの関係は、現代社会において非常に重要なテーマですね。
✅ 本書は、脳科学者の中野信子氏とタレントのデーブ・スペクター氏が、現代日本の「コンプライアンス」「忖度」「同調圧力」といったタブーをテーマに、ジャニーズ問題や統一教会問題などを語り合う異能対談です。
✅ メディアのコンプライアンスや忖度が生まれた背景、テレビ業界の現状、そして日本社会における同調圧力や「謝罪文化」について議論し、現代日本の問題点を浮き彫りにします。
✅ さらに、カルト宗教の仕組みや危険性、日本の将来像について考察し、現代社会における個人の生き方や心のあり方について問いかけています。
さらに読む ⇒新潮社出典/画像元: https://www.shinchosha.co.jp/book/611014/この対談は、タブーと言われる問題を正面から議論しており、とても興味深かったです。
本書『ニッポンの闇』は、脳科学者の中野信子氏と、テレビ界・芸能界に精通するデーブ・スペクター氏が、現代日本の「タブー」をテーマに語り合う対談集です。
ジャニーズ問題から統一教会問題まで、様々な社会現象を「コンプライアンス」「忖度」「同調圧力」といったキーワードを通して分析し、日本の社会構造や国民性、そして未来への展望を考察しています。
本書は、メディアとタブーの関係、炎上とリベンジの遺伝子、カルトの罠、ニッポンの分岐点という4つの章で構成されています。
第一章「メディアとタブー」では、ジャニーズ問題を例に、メディアにおける忖度やコンプライアンス、タブーが生み出す問題点を議論しています。
あー、わかるわかる。この手の話題って、いつもどっかの誰かがおとしめられるパターンが多いしね。
炎上とリベンジの遺伝子:同調圧力とメディアチェック
同調圧力とメディアチェック、これは現代社会において避けて通れない問題ですね。
✅ 本書は、メディア、同調圧力、カルト、日本の分岐点という4つのテーマを通して、日本の社会問題について論じています。
✅ 特に、メディアのタブーとコンプライアンス、同調圧力による日本の独特な文化、カルトの仕組みと危険性、そして日本の未来へ向けた分岐点について、脳科学者の中野信子氏とテレビ界のベテランデーブ・スペクター氏による対談形式で考察しています。
✅ 本書では、日本の社会における問題点や課題を浮き彫りにするとともに、多様性、批評性、現代社会の課題に対する警鐘を鳴らし、読者に考えさせられる内容となっています。
さらに読む ⇒モクホン出典/画像元: https://mokuhon.net/?p=11423デーブさんのメディアチェックの徹底ぶりには驚きました。
第二章「炎上とリベンジの遺伝子」では、日本社会の同調圧力や謝罪文化、メディアチェックの現状について考察しています。
デーブ・スペクターさんは、コメンテーターとして活躍する傍ら、メディアチェックを欠かさないことを明かしました。
イギリスの新聞を全て、アメリカの新聞を5紙、東スポ、日刊ゲンダイ、週刊新潮と週刊文春、そして日本の新聞電子版を毎日チェックしているとのことです。
さらに、テレビ番組についても、出演している番組はもちろん、出演していない番組もチェックし、他の人と発言内容が重複しないように気を付けているそうです。
地上波はほとんど見ており、BSの討論番組もチェックすべきだと感じているものの、そこまで手が回っていないそうです。
メディアは社会に大きな影響力を持つため、情報の真偽性をチェックすることは重要です。
カルトの罠:統一教会問題と社会への影響
統一教会問題、これは深刻な問題ですね。
公開日:2022/10/20
✅ 太田光さんが「サンデー・ジャポン」で旧統一教会に関する発言を繰り返し、教団擁護とも受け取れる発言が物議を醸している。
✅ 太田さんは歯に衣着せぬ直言が持ち味で、番組では時事ネタについて危ない発言をすることも多いが、これまで視聴者に受け入れられてきた。
✅ しかし今回の発言は大きな反発を招き、デーブ・スペクターさんも太田さんの発言に首をかしげている。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20221015/k00/00m/040/233000c太田さんの発言は、賛否両論あると思いますが、デーブさんの反応も興味深いです。
第三章「カルトの罠」では、統一教会問題を例に、カルトの定義や仕組み、宗教と社会の関係、そして現代社会におけるテクノロジーの影響について論じています。
デーブ・スペクターさんは、自民党の非公認候補党支部に2000万円が支給された問題を、ギャグで皮肉った。
デーブは「【速報】自民党は、非公認宝くじを検討へ。
1等の2000万円は、自動振り込みの予定」と投稿し、フォロワーからは「久しぶりのヒットやん」「いいよー、朝から攻めすぎ!」などの反応があった。
デーブの投稿は、自民党が非公認候補に資金提供したことを、宝くじというユーモラスな表現で皮肉ったものだった。
この事件は、選挙資金の不正疑惑として注目を集めている。
太田さんの発言って、ちょっと怖いなぁ。
ニッポンの分岐点:変化する日本の企業文化
日本の企業文化は、変化の時期を迎えているのかもしれませんね。
公開日:2024/01/24
✅ 日本の会社では、成果主義よりも「盛り上げ力」や「人脈」といった、目に見えない要素が評価されることが多い。
✅ 会社は社員にとって「家」のような存在であり、所属意識が強く、会社に対する忠誠心やプライドがある。
✅ 企業は社員に対して父親的な役割を果たしており、社員の生活を支えるセーフティネットとしての機能も担っていた。しかし、近年その役割は薄れつつあり、コンプライアンス意識が高まっている。
さらに読む ⇒婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/10764?display=full日本の会社は、昔は社員にとって家族のような存在だったんですね。
デーブ・スペクターさんと脳科学者の中野信子さんの対談では、日本の企業文化における「所属」の重要性が議論されました。
デーブさんは、日本のサラリーマンが会社に誇りを持つ様子や、会社が従業員に対して父親的な役割を果たすことを面白く観察しています。
中野さんは、日本の企業文化における「家」のような感覚、共同体的な側面、そしてコンプライアンス以前の倫理を支えてきた企業のセーフティネットとしての役割について言及しています。
二人は、かつては会社が従業員にとってセーフティネットとしての役割を果たしていたが、近年その役割が薄れてきている可能性に触れ、日本の企業文化の変化について考察しています。
最近は、会社って、成果主義が当たり前になってきたしなぁ。
新たな視点:海と人類の未来
海と人類の未来、これは壮大なテーマですね。
✅ デーブ・スペクターさんは海に魅力を感じない一方で、中野信子さんは海が好きでスキューバダイビングに夢中です。これは、人間は陸上に上がりながらも、海への回帰を潜在的に持っている可能性があることを示唆しています。
✅ クジラのように、かつて陸上に上がった生物が再び海に戻ったように、人類も将来的に海に適応した新たな種族が出現する可能性も考えられます。
✅ また、水中で良好な視力を持ち、ゴーグルなしで水中を見ることができるモーケン人など、人類は環境に適応してきた歴史があり、今後も新たな適応能力を持つ人間が現れる可能性は十分にあります。
さらに読む ⇒文春オンライン | 世の中の「ほんとう」がわかります出典/画像元: https://bunshun.jp/articles/-/51721人間は、海に回帰する可能性があるという考え方は、興味深いですね。
デーブ・スペクターさんは、海の魅力を感じられないことから、脳科学者の中野信子さんに「海が好きになる方法」について相談しています。
中野さんは、デーブさんが大都市好きであること、そして地球温暖化などの環境変化によって、人類が再び海に戻る可能性や、水中での視覚能力に優れた人々がいることを例に挙げながら、人間は環境に適応し変化していく可能性を示唆しています。
さらに、クジラが陸上哺乳類の子孫であることを挙げ、生物が進化の過程で海に戻る例があることを説明しています。
人類の進化は、予測不能なものです。
本書『ニッポンの闇』は、現代日本の社会問題について深く考えさせられる内容でした。
💡 メディアとタブーの関係、同調圧力、カルトの仕組みなど、現代社会における問題点を浮き彫りにする。
💡 脳科学者とタレントという異色の組み合わせによる対談は、新鮮な視点を与えてくれる。
💡 日本の社会構造や国民性、そして未来への展望について考察し、読者に考えさせられる内容となっている。