新型コロナウイルス、いまだに油断できない!?最新情報と対策とは!?
💡 COVID-19の概要と重症化リスクについて解説します。
💡 新たな変異株KP.3株の流行についても触れます。
💡 最近の感染状況と今後の対策についてまとめます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
COVID-19の概要
それでは、第一章、COVID-19の概要についてお話します。

✅ 8月末までに65歳以上の高齢者の9割近くが新型コロナワクチンの2回接種を完了し、ワクチン接種による集団免疫の効果が表れ始めた。
✅ 厚生労働省の推定モデルによると、今年の7月と8月だけで、65歳以上の高齢者の感染を10万人以上、死亡を8,000人以上、それぞれ防いだ可能性がある。
✅ 高齢者のワクチン接種が進んだ結果、新型コロナ感染陽性者の致死率が低下し、特に90歳以上の致死率は1月の15.56%から7月の5.64%にまで減少した。
さらに読む ⇒糖尿病ネットワーク Diabetes Net.-生活エンジョイ物語出典/画像元: https://dm-net.co.jp/calendar/2021/036109.php高齢者のワクチン接種が進んだことで、致死率が低下したことは朗報ですね。
COVID-19は、通常の風邪よりも高い致死率(約2-3%)を持つ、変異したコロナウイルスによる感染症です。
感染経路は飛沫感染、接触感染、エアロゾル感染が考えられています。
基本再生産数は2.2と推定され、世界中で猛威を振るっています。
COVID-19の予防には、ワクチン接種を普及させ、集団免疫を獲得することが重要です。
ワクチンは、感染予防に効果的やけど、完全な予防にはならへんから、気をつけなあかんねん。
COVID-19の重症化リスク
続いて、第二章、COVID-19の重症化リスクについて解説します。

✅ 厚生労働省の調査によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者のうち、慢性腎臓病や糖尿病などの基礎疾患がある場合の死亡率は、まったくない人の約5.6倍に上昇することが明らかになりました。
✅ 基礎疾患が多いほど致死率は上昇し、特に高齢者では致死率が高く、慢性腎臓病や糖尿病などの基礎疾患を持つ高齢者は、死亡リスクが著しく高まることがわかりました。
✅ 厚生労働省は、今回の調査結果を医療現場での運用に生かし、集中治療室の患者選定など、適切な医療提供に役立てたいと考えています。また、診療の手引きを改訂し、小児例の特徴、妊産婦の管理、自宅療養者の診療プロトコールなどに関する情報を追加しました。
さらに読む ⇒ 一般社団法人 日本肥満症予防協会出典/画像元: http://himan.jp/news/2021/000528.html基礎疾患を持つ方は、特に注意が必要ですね。
新型コロナウイルス感染症は、高齢者や基礎疾患を持つ人にとって重症化リスクが高いことが明らかになっています。
特に高齢者は、年齢が上がるほど重症化率が高くなり、30歳代と比較して70歳代では47倍、80歳代では71倍という結果が出ています。
また、入院が長引けば、寝たきりになるリスクも高まります。
基礎疾患を持つ方は、新型コロナウイルス感染症そのものの症状だけでなく、基礎疾患が悪化するリスクも高く、特にオミクロン株流行以降は、基礎疾患の悪化により亡くなるケースが増加しています。
これらの重症化リスク因子は、保有する数が増えるほど死亡率が高くなります。
高齢者や基礎疾患を持つ方は、新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底し、重症化のリスクを減らすことが重要です。
健康は、人生の根幹です。日々の健康管理を怠らないようにしましょう。
新たな変異株KP.3株の流行
第三章は、新たな変異株KP.3株の流行についてです。

✅ 東京都内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、定点医療機関当たりの患者報告数は10週連続で増加し、8月14日までの1週間では7.56人となっています。
✅ 都医師会は、お盆明けには昨年以上の流行になる可能性を指摘し、マスク着用など感染予防策の徹底を呼びかけています。
✅ 現在主流の変異株「KP.3」は、従来株と比べて重症化しやすい可能性があり、暑さによる体力低下も重症化リスクを高める要因として懸念されています。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/340907感染力が強い変異株の出現は、気がかりですね。
2024年、新型コロナウイルスは進化を続け、新たな変異株KP.3株が世界的に流行しています。
この変異株は、従来の変異株に比べて感染力が高く、ワクチンや免疫を回避する力も強いことが懸念されています。
KP.3株の感染症状は、従来のCOVID-19と類似していますが、喉の痛みが初期症状として多く見られる点が特徴です。
また、持続的な咳や痰、鼻水、発熱、頭痛・関節痛、息苦しさ、倦怠感・だるさなどの症状も報告されています。
消化器症状も時折見られ、下痢や嘔吐などが報告されています。
これらの症状は、体のウイルスと戦う過程で起こりますが、長引く場合は医師の診察を受ける必要があります。
KP.3株の感染予防には、マスク着用、手洗い、ワクチン接種が重要です。
感染を疑う症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。
KP.3株って、なんか怖い名前だ…
COVID-19の症状と最近の状況
最後の章は、COVID-19の症状と最近の状況についてお話します。

✅ 現在の新型コロナウイルス感染状況は、年末年始に一時的に減少した後、再び増加傾向にあり、高い感染レベルとなっています。特に、死亡者数や救急搬送困難事案数は過去最高値を超えており、重症者数も増加傾向が続いています。
✅ 感染拡大の原因としては、免疫の減衰、より免疫逃避能のある変異株の出現、中国における感染状況と国内への流入などが考えられます。また、全国的に病床使用率が上昇し、医療提供体制への負荷が大きくなっています。
✅ 今後の対策としては、高齢者や重症化リスクの高い方への適切な医療提供を重点化し、保健医療体制を強化する必要があります。また、ワクチン接種を推進し、感染対策を継続していくことが重要です。
さらに読む ⇒新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2023年1月11日現在)出典/画像元: https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/11751-covid19-ab113th.html年末年始は少し落ち着いていたのに、再び増加傾向にあるのは不安ですね。
新型コロナウイルス感染症の典型的な症状は、まず風邪症状(発熱、悪寒、だるさ)が現れ、その後咳や痰などの呼吸器症状が現れます。
重症化すると、呼吸困難、胸部圧迫感、意識朦朧などの症状が現れます。
無症状の人もおり、中国からの報告では検査で陽性だった人の78%が明確な症状を示さなかったとのことです。
日本のクルーズ船での感染事例でも、半分程度の方が無症状でした。
無症状でも感染力があるという報告もあり、これが感染拡大の一因と考えられています。
近年では、味覚障害や嗅覚障害が初期症状として注目されています。
COVID-19の感染者数は増加傾向にあり、第10波が到来しつつあります。
インフルエンザも流行しており、二重流行の状態です。
今回の波の特徴は、感染者数自体はそこまで増えないものの、入院患者数が急増していることです。
これは、新型コロナによる『ぶり返し肺炎』が増加している可能性が考えられています。
特に、基礎疾患を持つ方や高齢者は注意が必要です。
軽快傾向にあっても、発熱や呼吸器症状がぶり返した場合には、再受診することをおすすめします。
よう分からんけど、恐ろしいんやろな。
新型コロナウイルスは、今後も私たちの生活に影響を与え続けるでしょう。
💡 COVID-19の重症化リスクは、高齢者や基礎疾患を持つ人に高くなっています。
💡 新たな変異株KP.3株が流行しており、感染対策の徹底が求められます。
💡 今後の対策としては、ワクチン接種を推進し、医療体制を強化していく必要があります。