五街道雲助:人間国宝の落語家ってどんな人?落語界の至宝とは!!?
人間国宝・五街道雲助!江戸っ子気質と円熟の話術で魅せる古典落語の世界。怪談噺や人情噺、圧巻の高座は必見!落語の粋を極めた芸を堪能あれ。落語界の未来を担う若手への熱い思いも。
💡 五街道雲助さんは、2024年9月に墨田区名誉区民に選ばれました。
💡 伝統的な江戸落語を継承する「通好みの本格派」噺家として知られています。
💡 古典落語から新作落語まで幅広い演目を持ち、その巧みな話術と個性的な語り口で人気を博しています。
それでは、五街道雲助さんの魅力について詳しく見ていきましょう。
六代目五街道雲助:落語家としての歩み
五街道雲助、人間国宝へ!どんな功績があった?
幅広い演目と落語界への貢献。
五街道雲助さんの落語家としての歩みについて、詳しくご紹介します。
公開日:2024/08/26

✅ 人間国宝の五街道雲助による独演会が、2024年8月25日(日)に佐賀市文化会館中ホールで開催されました。
✅ 演目は「真田小僧」「幾代餅」「中村仲蔵」で、桃月庵こはくも出演しました。
✅ チケットは全席指定で5,000円、未就学児の入場は不可でした。
さらに読む ⇒落語九州九州地方の落語情報サイト出典/画像元: https://rakugo-de-kyushu.com/2024/kumosuke20240825/五街道雲助さんの落語は、伝統と現代が融合した、まさに「粋」を感じられるものでした。
六代目五街道雲助は、東京都墨田区出身の落語家で、落語協会所属。
本名は若林恒夫。
師匠は十代目金原亭馬生。
1968年に入門し、前座名を「金原亭駒七」とした。
1972年に二ツ目昇進し、「六代目五街道雲助」と改名。
1981年に真打昇進した。
五街道雲助は、数々の賞を受賞しており、2009年に文化庁芸術祭優秀賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門を受賞。
2016年には紫綬褒章を受章した。
2023年7月には文化審議会から重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう答申を受け、2024年9月には墨田区名誉区民となった。
五街道雲助は、古典落語から新作落語まで幅広い演目を持ち、その巧みな話術と個性的な語り口で人気を博している。
特に、「火焔太鼓」「淀五郎」「電話の遊び」などの演目は、彼の代表作として知られている。
また、五街道雲助は、落語界の若手育成にも力を入れており、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。
落語家としての高い技術と人間性で、日本の伝統芸能である落語を次世代へと繋いでいっている。
うん、確かに。昔ながらの落語って、今じゃなかなか聞かれへんやろ。
鶴川落語会:師弟の共演
鶴川落語会、雲助・一朝の魅力は?古典と個性の融合?
本格派の芸と、それぞれの個性が光る!
五街道雲助さんとその一門による落語会について、ご紹介しましょう。

✅ 令和6年2月15日(木)に、取手市民会館にて「五街道雲助 一門会」が開催されます。
✅ 出演者は五街道雲助、桃月庵白酒、隅田川馬石、蜃気楼龍玉の4名です。
✅ チケットは取手市民会館、イープラス、チケットぴあ、またはオフィスマツバにて予約・購入可能です。
さらに読む ⇒オフィスマツバ出典/画像元: https://office-matsuba.net/mc-events/%E4%BA%94%E8%A1%97%E9%81%93%E9%9B%B2%E5%8A%A9%E3%80%80%E4%B8%80%E9%96%80%E4%BC%9A-2/師弟の共演、楽しみですね。
世代を超えて受け継がれる落語の魅力を感じられそうです。
第二十一回鶴川落語会は、五街道雲助と春風亭一朝の二人会が開催され、古典落語の本格派の江戸っ子らしい芸を楽しめる。
雲助は圓朝ものや廓噺を得意とし、特に怪談噺はファンを魅了する。
一朝は歌舞伎名人譚や芝居もの、音曲噺を得意とし、本格派ながら、どちらも個性を発揮する。
一方、昼の部では、白酒と一之輔の二人会が行われ、師匠である雲助と一朝の弟子ならではの芸を見せる。
落語界では、近年「俳優を志していたが」や「ピン芸人をやっていましたが」というケースの入門が増え、従来の「高校・大学の落研からの入門」や「社会人が落語家になる夢を諦められなくて」というケースに加わり、多様化している。
落語家は、養成所などもなく、師匠に弟子入りし、前座修業を重ねていく必要がある。
白酒と一之輔は、それぞれ雲助と一朝の弟子として、師匠の芸を引き継ぎながら、自身の個性も開花させていると言える。
現代社会においても、古典芸能の価値が再認識されています。
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江戸落語の粋を今に伝える五街道雲助、人間国宝へ!重厚な芸と意外な素顔、落語愛に迫る。