老舗旅館『べにや』火災から3年…志村けんさんも愛した宿は蘇ったのか?『光風湯圃 べにや』としてよみがえる!!
北陸の名湯、芦原温泉。老舗旅館「べにや」の火災と再建、北陸新幹線延伸という激動の歴史を紐解く。志村けんも愛した名旅館の復興、そして温泉街の未来とは?歴史と再生を描く、感動の物語。
💡 芦原温泉は、北陸を代表する温泉地として、古くから多くの観光客に愛されてきました。
💡 老舗旅館『べにや』は、芦原温泉を代表する旅館の一つで、多くの人に親しまれてきました。
💡 2018年の火災で全焼した『べにや』は、その後再建され、2021年に『光風湯圃 べにや』としてオープンしました。
それでは、第一章、芦原温泉の歴史と課題から始めさせていただきます。
芦原温泉の歴史と課題
芦原温泉、火災と閉業の危機を乗り越え、未来へ?
北陸新幹線開業で、再生への期待が高まる。
芦原温泉の歴史、そして課題についてお話していきます。

✅ 「べにや旅館」は、自然のエネルギーを取り入れ、芦原温泉の湯を大切にし、地元の食材や工芸品を活用した「光風湯圃」をコンセプトとする、あわら温泉の旅館です。
✅ お部屋や廊下に自然光が溢れ、地元の新鮮な食材を使った料理や、お部屋で楽しめる温泉など、お客様にリラックスできる癒しの空間を提供しています。
✅ 越前カニのプランなど、季節ごとの魅力的な料理を提供しており、17部屋全て異なる造りのお部屋、それぞれに温泉が備えられているなど、何度でも訪れたくなるこだわりの詰まった旅館です。
さらに読む ⇒北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ出典/画像元: https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000029289素晴らしいですね。
自然と調和した空間で、ゆっくりとくつろぎたい気持ちになります。
1883年、芦原温泉が開湯し、関西の奥座敷として賑わい始めました。
1884年には、芦原温泉の老舗旅館「べにや」が創業しました。
その後、べにやは天皇皇后両陛下や石原裕次郎さんなど多くの著名人に愛され、北陸の名旅館としてその名を馳せるようになりました。
1956年、芦原温泉で火災が発生し、旅館16軒、民家309戸が全半焼する壊滅的な被害を受けました。
この火災を教訓に、芦原温泉は広い区画割りが整備され、火災に強い街づくりが進められました。
近年、芦原温泉では旅館の廃業や倒産が相次いでおり、2013年には名門旅館「開花亭」が営業停止し、2014年に倒産しました。
開花亭とべにやは芦原温泉の2大看板旅館であり、その相次ぐ閉業は芦原温泉にとって大きな課題となっています。
2023年3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸され、芦原温泉駅も開業します。
芦原温泉は、歴史と伝統を誇る温泉街として、これからも発展を続けていくことが期待されています。
うん、まあ、歴史ある温泉街やから、色々あったんやろうなぁ。でも、火事とかはつらいわなぁ。
べにや火災
芦原温泉の老舗旅館「べにや」火災、何が起きた?
全焼、国の登録有形文化財も焼失。
続いて、べにや火災について詳しくお伝えします。
公開日:2018/06/04

✅ 福井県あわら市の老舗旅館「べにや」が火災により全焼しました。
✅ 焼失したのは、国登録有形文化財である本館、中央館、東館の3棟で、延べ面積は約3100平方メートルです。
✅ 出火当時、本館の屋根の改修作業が行われており、県警は出火原因を調査しています。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20180505/k00/00e/040/206000c火事って怖いですね…大切な文化遺産が失われてしまったのは本当に残念です。
2018年5月5日午後0時50分頃、福井県あわら市の芦原温泉にある旅館「べにや」で火災が発生しました。
火災は本館2階の大広間から発生し、強風と乾燥した気象条件が重なり、本館、中央館、東館がほぼ全焼しました。
国の登録有形文化財にも指定されていたべにやは、芦原温泉を代表する旅館の一つであり、その焼失は大きな痛手でした。
火災当時、旅館内に客2人と従業員4人がいましたが、全員避難し、けが人はいませんでした。
しかし、旅館は全焼し、近くの民家にも被害が出ました。
出火原因は現在も調査中です。
今回の火災は、広い区画割りのおかげで温泉街全体への延焼は防ぐことができ、近くの住宅も一部が類焼したにとどまりました。
しかし、べにやの焼失は芦原温泉にとって大きな損失であり、復興と活性化に向けて課題は山積しています。
歴史ある建築物が失われたのは痛手ですが、復興への道のりは始まったばかりです。
次のページを読む ⇒
志村けんも愛した老舗旅館「べにや」が再建!奇跡のシイの大木が見守る、芦原温泉の新たなシンボル誕生。