漢検1級は本当に難しいの？漢検1級の難易度とは！？

それでは、最初の章に入ります。

漢検1級の難易度と特徴

漢検1級は、本当に難しい試験なんですね。

漢検級はどれくらい難しい？準級との違いや合格率・具体的な問題を紹介

✅ この記事は、漢検1級の概要、難易度、勉強方法、メリットなどを詳しく解説しています。

✅ 特に、漢検1級の難易度について、合格率が8.4%と非常に難しく、過去問題や公式テキストだけでは合格できないことを強調しています。

✅ また、漢検1級と準1級の違いは、対象となる漢字数であり、1級は約6,000字、準1級は約3,000字となっていることを説明しています。

さらに読む ⇒通信教育講座なら生涯学習のユーキャン出典/画像元: https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/34/column/column07.html

合格率が8.4%というのは、想像をはるかに超える難易度ですね。

漢検1級は、テレビのクイズ番組でおなじみの「当て字」問題が有名ですが、実際には配点の割合は5％に過ぎず、合格には必須ではありません。

しかし、当て字問題は出題範囲が広く、難易度が高いのが特徴です。

読み問題も、準1級以下のように推測で解くことは難しく、得点源になりにくいことも明かされました。

漢検1級の出題対象漢字は約6000字、熟語は1万語ほど覚えており、意味が分からなくても読める熟語はさらに多く、膨大な量の漢字を覚えていることがわかります。

そりゃあ、難しいやろなぁ。当て字の問題とか、頭がこんがらがるわ。

あびさんの漢検1級合格への道のり

漢検1級に合格するには、どんな勉強方法があるのでしょうか？。

今すぐできる漢検攻略！合格の方法を漢検＆日本語検定級に聞きました！

公開日:2021/10/28

✅ 漢検の勉強法として、まず自分の苦手な分野を把握することが重要であり、公式ホームページで公開されている過去問を解くことで、弱点分野を特定し、対策を立てることが効果的です。

✅ さらに、配点の高い分野から対策を進めることで、効率的に点数を伸ばすことができます。特に四字熟語は配点が高く、学習に時間がかかるため、早めに対策に取り組むことを推奨します。四字熟語の学習では、熟語の構成や意味を意識しながら、音読することで記憶に定着しやすくなります。

✅ 漢字の効率的な学習方法として、「音符」を用いる方法も有効です。多くの漢字は「形声文字」と呼ばれるもので、音を示す「音符」と意味を表す「意符」から構成されています。音符を意識することで、未知の漢字でも推測し、読み問題を解く際に役立ちます。一方で、漢字を何度も繰り返し書いて覚える方法は、効率が悪く、むしろ脳を使わない作業になってしまうため、避けるべきです。漢字を書くことは、初めて出会う漢字を覚える際に有効ですが、何度も繰り返すのではなく、問題を解きながら確認する程度で十分です。

さらに読む ⇒日本の資格・検定｜学びのメディア出典/画像元: https://jpsk.jp/articles/kanjinihongoYT2.html

あびさんの経験に基づいた勉強方法、とても参考になります。

漢検1級YouTuberのあびさんは、漢検1級に合格するまでに1年8ヶ月かかり、毎日2～3時間、試験前は1日8～10時間勉強したそうです。

あびさんは、苦手な分野からテキストや問題集を進めることを勧めています。

特に配点の高い四字熟語は早くから対策することが重要で、熟語の構成や意味のまとまりを意識して音読しながら勉強するのが効果的です。

効率的な勉強方法としては、漢字を「音符」で覚える方法があります。

音符とは、漢字の一部に含まれる「音」を表す部分で、例えば「想」の字は「相」が音符、「心」が意符になります。

音符を意識することで、読み問題を解く際に推測で正解できる場合もあります。

一方で、同じ漢字や熟語を何度も繰り返し書くことは効率が悪いとあびさんは指摘しています。

初めて出会った漢字は書くことで記憶に残りやすいですが、何度も書くことは無意識の作業になり、脳を使わないため効果が薄いそうです。

部首や書き順についても、深追いする必要はなく、問題を解く中で確認する程度で十分とのことです。

なるほど、効率的な学習方法を理解することが重要ですね。