『東京ラブストーリー』は令和時代にどう見られる?社会現象を巻き起こした名ドラマとは!?
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💡 「東京ラブストーリー」は1991年に放送されたドラマで、社会現象を巻き起こした。
💡 このドラマは、当時の恋愛観や社会状況を反映している。
💡 現代版「東京ラブストーリー」が2020年に放送された。
それでは、詳しく見ていきましょう。
恋愛結婚の導入と普及
恋愛結婚主流化、いつ?若者たちは恋愛をどう学んだ?
1970年代。親から学ぶ機会は少なかった。
恋愛結婚の導入と普及について解説していきます。
公開日:2018/01/02

✅ 結婚の自由化は、結婚意欲を減退させて未婚化を推進する可能性がある。
✅ 未婚化の原因は多面的で、「草食系男子の増加」など一概に断言できない。
✅ 統計的に見ると、男性の交際率は30年間ほぼ変化しておらず、時代によって交際率が変化したという証拠はない。
さらに読む ⇒東洋経済オンライン出典/画像元: https://toyokeizai.net/articles/-/202863?display=bなるほど、恋愛結婚が主流になったのは、そう昔のことなんですね。
恋愛結婚が日本に導入されたのは1910年代で、戦後には普及し始めました。
1960年代末には、お見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転し、1970年代には恋愛結婚が7割を超えました。
しかし、恋愛結婚が主流になったのはごく最近であり、当時の若者たちは恋愛とは何かを十分に理解していない状況で、恋愛結婚を理想とされてきたため、恋愛のあり方について、祖父母や両親から学ぶ機会が少ない状況でした。
恋愛結婚って、ようは『好きになったら結婚する』ってことでしょ?
トレンディドラマ誕生と『東京ラブストーリー』
『東京ラブストーリー』が社会現象になった理由は?
当時の恋愛と社会状況をリアルに描いたから。
それでは、トレンディドラマ誕生と「東京ラブストーリー」についてお話します。

✅ 「東京ラブストーリー」の再放送は、織田裕二と鈴木保奈美の27年半ぶりの共演を盛り上げ、新ドラマ「SUITS/スーツ」の宣伝効果を狙ったものでした。
✅ SNSで話題となり、第1話の放送前には視聴率2.3%、放送翌日には録画視聴への注目が集まりました。
✅ 視聴分析システム「TimeOn Analytics」のデータによると、「東京ラブストーリー」は、ジャニーズ主演ドラマよりも「信者」が多く、録画視聴率が非常に高いことが明らかになりました。
さらに読む ⇒日刊ゲンダイ出典/画像元: https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/238324現代でも、こんなにも話題になるドラマって、なかなか無いですね。
1980年代後半~1990年代前半に生まれたトレンディドラマは、当時の恋愛観や社会状況を反映したものです。
特に、1991年に放送された『東京ラブストーリー』は、当時の連絡手段や出会いの場が限られていた状況下で、20代前半の男女の恋愛模様を描いた作品であり、社会現象を巻き起こしました。
当時、固定電話が主流で、ポケベルや携帯電話が普及し始めた過渡期であり、出会いの場はディスコなどが中心でした。
現代のスマホやSNS普及とは異なり、連絡手段や出会いの場は限られていました。
時代背景によってコミュニケーション手段が変わることの重要性を示す好例ですね。
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織田裕二&鈴木保奈美主演の伝説的恋愛ドラマ『東京ラブストーリー』が現代版で復活! 2020年の東京を舞台に、新たな恋の物語が描かれる。