松尾スズキの芸術は、次のステージへ?俳優、演出家、そしてアーティストとしての挑戦とは!!?
💡 松尾スズキが俳優として「老い」をテーマにした作品を制作した背景について語ります。
💡 劇団「大人計画」の結成秘話や、松尾スズキの音楽体験について迫ります。
💡 松尾スズキの芸術が新たな展開を見せる、今後の公演情報をご紹介します。
それでは、松尾スズキさんの芸術の軌跡を紐解いていきましょう。
俳優としての自分を見つめ直す旅路
本章では、松尾スズキさんの俳優としての歩みを振り返り、彼が「老い」をテーマにした作品に取り組むようになった背景について探っていきます。
✅ 松尾スズキの50歳を記念して上演された一人芝居「生きちゃってどうすんだ」の上映会が、2024年12月27日から29日まで東京・スパイラルホールにて開催される。
✅ 本作は2012年に上演された作品で、これまで放送・公開されていなかったが、今回初めて上映される。
✅ 上映会には、松尾スズキ本人によるスペシャルトークも予定されている。出演者は松尾スズキ、宮藤官九郎、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、阿部サダヲ、宮崎吐夢、猫背椿、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、近藤公園、平岩紙、少路勇介、新井亜樹、顔田顔彦、宮崎吐夢、星野源など、豪華な顔ぶれとなっている。
さらに読む ⇒ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/stage/news/581215松尾スズキさんの言葉には、俳優としての揺るぎない意志と、作品に対する深い愛情を感じますね。
松尾スズキは、俳優として「老い」をテーマにした作品に取り組むようになった背景について語っています。演出家としての仕事に集中する中で俳優としての自分が尻すぼみになることを危惧し、俳優としての自分を見つめ直すため、1人芝居『生きちゃってどうするんだ』を制作しました。この作品は、高級老人ホームに入所した老芸人が期限付きの生活を送り、期限切れでホームレスになるという設定で、当時の社会問題であった「消えた100歳以上問題」や、高齢者施設のビジネスモデルに対する疑問を反映しています。また、認知症の母親を介護していた経験も作品に影響を与えているとも述べています。
えーっと、老いとか難しい話だけど、なんか心に響く話だったよ。
老いとか、しゃーないことやけど、ホンマに考えさせられるわ。
老いというテーマを、社会問題や自身の経験と重ねて表現するところに、松尾スズキさんの深みを感じますね。
故郷への回帰と原点
続いては、松尾スズキさんが「東京成人演劇部」を立ち上げた理由と、安藤玉恵さんとのコラボレーションについて掘り下げていきます。
公開日:2019/04/12
✅ 松尾スズキが「東京成人演劇部」を立ち上げ、安藤玉恵と二人芝居『命、ギガ長ス』を上演する。
✅ 大人計画とは異なる、ビジネス感の薄い、自由で楽しかった感覚を演劇に取り戻したいという松尾スズキの思いから、演劇部という形での活動がスタートした。
✅ 安藤玉恵との二人芝居を通して、松尾スズキは演出と共演の両方で自身の思いを伝え、汎用性のある戯曲を創り上げたいと考えている。
さらに読む ⇒ローチケ演劇宣言!出典/画像元: https://engekisengen.com/genre/play/13186/故郷への回帰と原点、まさに演劇の原点を追求した作品ですね。
1000人規模の劇場での公演を続ける中で、俳優としての喜びを感じながらも、演出家としての重責に疲弊し、大学時代の演劇研究会のような純粋な楽しみを懐かしむようになった松尾さんは、安藤玉恵さんと2人芝居『命、ギガ長ス』を制作しました。これは、故郷の北九州での公演を通じて、役者としての原点回帰を目指す作品であり、故郷を失ったことによる開放感と虚無感を表現しています。
地元で舞台やるって、なんか良いね!
故郷って、やっぱりええもんやなぁ。
故郷を失った開放感と虚無感、それは普遍的なテーマですね。
音楽と劇団「大人計画」の誕生
本章では、松尾スズキさんの音楽への情熱と、劇団「大人計画」の誕生秘話を紐解いていきます。
✅ 松尾スズキ氏は、少年時代から映画のサントラを好んで聴き、映画を観ていないのにサントラで映画の内容を想像していた。特に、サイモン&ガーファンクルの「ミセス・ロビンソン」は好きだったが、大人の匂いがして親に知られたくなかったため、「El Condor Pasa(If I Could)」を買ったというエピソードを紹介。
✅ 松尾氏は、福岡から東京に出てきた際に、刺激に満ちた東京に憧れを感じ、特に東急ハンズの品揃えに感動した。その後、会社を辞め、イラストの仕事をしつつ、大学時代に演劇経験があったことから、劇団「大人計画」を立ち上げた。
✅ 劇団「大人計画」の初期メンバーは、雑誌「ぴあ」に掲載した広告への応募者から集められ、松尾氏は応募者全員を合格にした。松尾氏は、自身が好きなタイプの役者は、前に出過ぎず笑わせてくれるタイプで、劇団東京乾電池の俳優を例に挙げている。
さらに読む ⇒J-WAVE NEWS | 音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」 | J-WAVE 81.3 FM出典/画像元: https://news.j-wave.co.jp/2019/10/1019-8.html音楽と演劇、松尾スズキさんの芸術には、両者が密接に繋がっていることが分かりますね。
松尾スズキは、J-WAVEの番組『SAPPOROBEEROTOAJITO』に出演し、少年時代の音楽体験や、劇団「大人計画」について語りました。映画のサントラを聴くことから映画の内容を想像することが好きだったことを明かし、特に『風と共に去りぬ』のサントラを聴いていた時のイメージと実際の映画の内容が大きく異なったことを語っています。また、劇団「大人計画」を立ち上げたきっかけや、初期メンバーの募集について、雑誌『ぴあ』に広告を出したことを明かし、応募してきた3人全員が合格したことを語りました。自身の好きな役者のタイプについても語っています。
東急ハンズって、私も好きー!
ぴあで募集って、なんか懐かしいなぁ。
劇団「大人計画」の誕生には、松尾スズキさんの独自の視点と行動力を感じますね。
松尾スズキの芸術が新たな展開へ
本章では、松尾スズキさんの新たな芸術表現である絵画作品についてご紹介します。
✅ この記事は、コロナ渦中に絵画を始めたアーティストによる7つの作品の解説です。
✅ 各作品は、ヒョットコ、ルーシー、ドクロ月、アンデルセン、威嚇、ふるえ、花とおじさんと題されており、独自の解釈とユーモアを込めた作品世界が紹介されています。
✅ アーティストは、自身の作品に対する思いや制作過程について、率直な言葉で表現しています。
さらに読む ⇒ART FOR REST出典/画像元: https://artforrest.jp/collections/matsuo-suzuki松尾スズキさんのユーモアと独特な世界観が、絵画作品にも表現されているのが興味深いですね。
松尾スズキの個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』が開催され、大きな反響を呼んだことを受け、同展で展示されたジグレーとエッチング作品の販売が開始されました。作品の購入は「ARTFORREST」サイトから可能です。また、個展のイベントの一部が中止になったこと、チケットの払い戻し方法、今後の開催時間延長についてのお知らせが発表されました。詳細は「ARTFORREST」サイトとチケットぴあサイトでご確認ください。
絵も描くんだ!すごい!
絵も、松尾スズキ節全開やな!
芸術は、表現方法を問わず、人間の内面を映し出す力を持っていると言えるでしょう。
今後の公演情報
最後に、松尾スズキさんの今後の公演情報をまとめてご紹介します。
✅ 松尾スズキが50歳を迎えることを記念して、伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」の上映会とスペシャルトークイベントが開催される。
✅ グループ魂の再結成ライブ「グループ魂(再)の、アルバイト募集!」が9月に東京と大阪で開催される。
✅ サモ・アリナンズのプロデュース第28弾「蹂躙さん」が2025年3月に下北沢ザ・スズナリで上演される。
さらに読む ⇒大人計画 OFFICIAL WEBSITE出典/画像元: https://otonakeikaku.net/stage/様々な舞台やイベントが予定されているんですね。今後の動向が楽しみです。
松尾スズキ関連の公演やイベント情報です。2024年12月には松尾スズキ50歳の伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」の上映会とスペシャルトークイベントが開催されます。2024年9月にはグループ魂のワンマンライブ「グループ魂(再)の、アルバイト募集!」が東京と大阪で行われます。そのほか、サモ・アリナンズプロデュースの舞台「蹂躙さん」、ウーマンリブvol.16「主婦米田時江の免疫力がアップするコント6本」、モチロンプロデュース「ボクの穴、彼の穴。W」、小林聡美NIGHTSPECTACLES、小泉今日子生誕60周年記念artshow「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」など、様々な公演情報が盛りだくさんです。2023年には、ドクター皆川~手術成功5秒前~、ウーマンリブvol.15「もうがまんできない」、グループ魂再結成ライブBlu-ray発売記念!「三宅ロックフェスティバルvol.4」、モチロンプロデュース「阿修羅のごとく」、日本総合悲劇協会VOL.7「ドライブインカリフォルニア」、東京成人演劇部vol.2「命、ギガ長スW(ダブル)」などの公演が開催されています。
ライブ行きたい!
松尾スズキさんの舞台、ぜってー面白いよな!
松尾スズキさんの今後の活躍に期待しましょう。
松尾スズキさんの活動は、多岐にわたるものですが、常に挑戦を続け、新たな表現を生み出していることが印象的でした。
💡 松尾スズキは俳優として「老い」をテーマにした作品を制作するなど、自身の経験や社会問題を作品に反映させています。
💡 劇団「大人計画」の結成秘話や、松尾スズキの音楽体験など、彼の芸術のルーツに触れることができました。
💡 松尾スズキは絵画作品など、新たな芸術表現に挑戦し続けており、今後の動向が注目されます。