Beyond Carpet Logo Menu opener

日本レコード大賞:歌謡史を彩る栄光の軌跡?1969年は、歌謡界の転換期とは!!?

日本レコード大賞:歌謡史を彩る栄光の軌跡?1969年は、歌謡界の転換期とは!!?
📘 この記事で分かる事!

💡 日本レコード大賞は1959年から続く、日本の音楽史における重要な賞です。

💡 戦後の音楽シーンで新しい日本の歌を生み出すために創設されました。

💡 時代を反映した音楽が評価されてきた歴史があります。

それでは、第1章から見ていきましょう。

日本レコード大賞:音楽史を彩る栄光の軌跡

日本レコード大賞は、戦後日本の音楽文化を語る上で欠かせない賞ですね。

🔖 関連記事の要約!日本レコード大賞」歴代受賞曲①~昭和の黄金時代から権威失墜の歴史

公開日:2022/01/19

日本レコード大賞」歴代受賞曲①~昭和の黄金時代から権威失墜の歴史

✅ 「日本レコード大賞」は、1959年に作曲家の古賀政男さんと服部良一さんが設立した「日本作曲家協会」が、戦後の音楽シーンで新しい日本の歌を生み出すために創設された賞です。

✅ 黎明期には、レコード会社の支配から脱却し、新たな音楽の創造を目指していたため、レコード会社やマスコミからの協力は少なく、資金面でも苦労がありましたが、古賀政男さんの熱意によって、現在まで続く歴史がスタートしました。

✅ 受賞曲は、初期には永六輔・中村八大コンビの「黒い花びら」や、橋幸夫・吉永小百合の「いつでも夢を」など、現在でも多くの人に親しまれている楽曲が受賞しており、時代を反映した音楽が評価されてきたことがわかります。

さらに読む ⇒ 1970年生まれ 男のロマンBlog 1970年生まれ 男のロマンBlog出典/画像元: https://www.roman-blog.com/tv_music_program/%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E8%B3%9E%E3%80%8D%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E5%8F%97%E8%B3%9E%E6%9B%B2%E2%91%A0%EF%BD%9E%E6%98%AD%E5%92%8C%E3%81%AE%E9%BB%84%E9%87%91

黎明期の苦労話、興味深いです。古賀政男さんの情熱がなければ、今の日本レコード大賞はなかったんですね。

日本レコード大賞は、1959年から続く音楽賞であり、日本の音楽史に大きな影響を与えてきました。当初は、戦後流行した新しい音楽ジャンルと従来の歌謡曲を繋ぐ役割を担っていましたが、近年は権威が低下し、受賞を辞退するアーティストも増えています。しかし、日本を代表する音楽賞として、毎年多くの注目を集めています。

えーっと、なんか、すごい歴史があるんだねー。

なるほどなぁ。戦後って、色んな音楽が生まれたんやろか?

戦後復興という時代背景が色濃く反映されていますね。

1969年:歌謡界の転換期、新たな時代の幕開け

1969年は、僕らが生まれる前の時代ですね。

🔖 関連記事の要約!1969年12月31日、第11回レコード大賞を佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」が受賞~この年から大晦日の恒例行事となる – ニッポン放送 NEWS ONLINE
1969年12月31日、第11回レコード大賞を佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」が受賞~この年から大晦日の恒例行事となる – ニッポン放送  NEWS ONLINE

✅ 1969年の第11回日本レコード大賞は、大晦日生中継がスタートした記念すべき年であり、歌謡界全体の隆盛、フォークやブルース演歌の台頭、そして女性ポップスの活躍が目立った時期であった。

✅ 受賞楽曲には、佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」が選ばれ、当時の社会状況を反映した退廃的な雰囲気や、都市のネオン街で渦巻く男女の情念を描いたものが多く見受けられた。

✅ フォーク・ブームが本格化し、フォーク歌謡の受賞が目立つ一方で、森山良子の「禁じられた恋」のように、エスニックなメロディーを取り入れた楽曲が人気を集め、アングラ的な雰囲気を持つピーターやカルメン・マキなどの新人歌手も登場するなど、多様な音楽が共存していた時代であった。

さらに読む ⇒ニッポン放送 NEWS ONLINEニッポン放送 NEWS ONLINE出典/画像元: https://news.1242.com/article/164690

1969年は、フォークやブルース演歌など、新しい音楽ジャンルが台頭したんですね。

1969年の第11回日本レコード大賞は、テレビ生中継がスタートした記念すべき年であり、歌謡界の変革期を象徴するイベントとなりました。佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」が大賞に輝き、フォークやブルース演歌、女性ポップスなど新たな音楽ジャンルが台頭する中で、時代の変化を反映した結果となりました。当時の歌謡界は、グループサウンズの衰退、フォークブームの隆盛、そして女性歌手たちの活躍が目立った時代であり、受賞楽曲はこれらの流れを象徴するものでした。

テレビ生中継って、すごいねー!

あの頃は、フォークソングが流行ってたんか。

1969年は、社会の変化が音楽に反映された時代と言えるでしょう。

フォークの隆盛と新音楽の台頭

フォークブーム、懐かしいですね。

🔖 関連記事の要約!ヤマハ】240. 風 / はしだ のりひことシューベルツ
ヤマハ】240. 風 / はしだ のりひことシューベルツ

✅ 「大人」向けのコード付き歌詞集が、大判でボリュームアップし、使いやすさが向上しました。

✅ 歌詞とコードネームが大きくなり、曲数が追加され、全333曲を収録しています。

✅ 全曲のコードダイアグラム一覧とバッキングパターンが掲載されており、すぐに弾ける曲集として、一家に一冊の保存版となっています。

さらに読む ⇒ヤマハの楽譜出版ヤマハの楽譜出版出典/画像元: https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTL01097555&dm=sl&dso=240

フォークブームの影響力は大きかったんですね。

特にフォークブームを牽引した加藤登紀子、はしだのりひことシューベルツ、千賀かほる、アン真理子などのフォーク歌手やフォーク歌謡の楽曲が多く受賞したことは、フォークが歌謡曲に大きな影響を与え始めたことを示しています。また、森山良子のエスニックなメロディーの「禁じられた恋」や、ピーターの「夜と朝のあいだに」など、新しい音楽の潮流も感じられました。

フォークって、どんな音楽?

フォークソングって、今も流行ってるんかな?

フォークは、時代の変化を反映した音楽ジャンルの一つと言えるでしょう。

テレビ史に刻まれた、感動的な生中継

1969年は、アポロ11号の月面着陸と同じ年ですね。

🔖 関連記事の要約!第11回日本レコード大賞
第11回日本レコード大賞

✅ 1969年、アポロ11号が月面着陸した年、日本レコード大賞はテレビ生中継を開始し、受賞決定の瞬間が全国に生放送されるようになりました。

✅ 11月の部門賞発表は「速報レコード大賞」として放送され、12月31日には「輝く!日本レコード大賞」が2時間にわたり生放送されました。

✅ 生放送により、佐良直美の涙をこらえる表情が全国に届けられ、生中継の強さが再認識されました。また、この年からレコード大賞の会場から紅白歌合戦の会場への歌手移動が始まりました。

さらに読む ⇒公益社団法人 日本作曲家協会公益社団法人 日本作曲家協会出典/画像元: https://www.jacompa.or.jp/record/11.php

テレビ生中継によって、受賞の感動が全国に伝わったんですね。

1969年は、アポロ11号の月面着陸と人類初の月面歩行という歴史的出来事と同じ年でした。11月の部門賞発表は「速報レコード大賞」として放送され、12月31日には午後7時から午後8時まで、「輝く!日本レコード大賞」として帝国劇場から生中継されました。当日は、佐良直美がレコード大賞を受賞し、彼女の涙が視聴者に感動を与えました。

テレビ生中継って、ドキドキするねー!

月面着陸って、すごいなぁ。

テレビ生中継は、音楽賞の価値を高める役割を果たしたと言えるでしょう。

第11回日本レコード大賞:受賞者一覧

1969年の主な受賞者を、詳しく見ていきましょう。

🔖 関連記事の要約!日本レコード大賞作品1959年~1984年をコンプリート
日本レコード大賞作品1959年~1984年をコンプリート

✅ 「日本レコード大賞50thAnniversary」Vol.Iは、第1回から第26回までのレコード大賞受賞曲を、受賞年代順にオリジナル音源で収録したコンピレーションアルバムです。

✅ 時代とともに変化していく音楽的嗜好を、受賞曲を通して追体験できる点が魅力です。

✅ 豪華ブックレットには、収録楽曲の歌詞、ジャケット画像、歴代受賞者リストなどが掲載されており、日本レコード大賞の歴史を深く知ることができます。

さらに読む ⇒BARKS | アーティストの新曲・動画・ライブ・コンサート情報をお届けする音楽メディアBARKS | アーティストの新曲・動画・ライブ・コンサート情報をお届けする音楽メディア出典/画像元: https://www.barks.jp/news/?id=1000056702

受賞者を見てみると、当時の音楽シーンの多様性がよくわかりますね。

この年からレコード大賞の会場から紅白歌合戦の会場への歌手移動が始まりました。この年の主な受賞者は以下の通りです。レコード大賞 「いいじゃないの幸せならば」佐良直美最優秀歌唱賞 「港町ブルース」森進一最優秀新人賞 「夜と朝のあいだに」ピーター作曲賞 筒美京平「ブルーライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)作詩賞 山上路夫「禁じられた恋」(森山良子)編曲賞 寺岡真三「悲しみは駆け足でやってくる」(アン真理子)歌唱賞 「池袋の夜」青江三奈、「人形の家」弘田三枝子、「ひとり寝の子守歌」加藤登紀子大衆賞 「365歩のマーチ」水前寺清子、「禁じられた恋」森山良子新人賞 「風」はしだのりひことシューベルツ、「長崎は今日も雨だった」内山田洋とクール・ファイブ、「真夜中のギター」千賀かほる、「みんな夢の中」高田恭子企画賞 東芝音楽工業(株)(フォークソング・ブームの功績)童謡賞 「うまれたきょうだい11人」スリー・バブルス特別賞 佐伯孝夫、東芝音楽工業(株)と制作グループ

すごい!たくさんの人が受賞してるんだね。

懐かしい名前がいっぱいあるなぁ。

当時の音楽シーンを反映した受賞者たちですね。

日本レコード大賞は、日本の音楽史を語る上で重要な役割を果たしてきたことがわかりました。

🚩 結論!

💡 1969年の第11回日本レコード大賞は、テレビ生中継がスタートした記念すべき年でした。

💡 歌謡界の変革期を象徴するイベントとなり、フォークやブルース演歌、女性ポップスなど新たな音楽ジャンルが台頭しました。

💡 佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」が大賞に輝き、時代の変化を反映した結果となりました。