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立木義浩の写真展 「時代」 が開催!その魅力とは?60年の写真家人生を振り返る!

昭和・平成・令和を駆け抜けた写真家、立木義浩。約700点の作品で紡ぐ、60年の写真家人生を体感できる大規模写真展!代表作「舌出し天使」から最新作まで、時代の空気を捉えた名作が並びます。著名人ポートレート、スナップ写真、モノクロ作品…半世紀以上の時空を旅する、貴重な写真展です。

立木義浩の写真展 「時代」 が開催!その魅力とは?60年の写真家人生を振り返る!

📘 この記事で分かる事!

💡 立木義浩氏は、写真家としてのキャリアを60年以上続け、数々の名作を生み出してきた。

💡 「時代」は、立木義浩が撮影してきた写真の数々を通じ、写真家としての歩みと時代を映し出す写真展。

💡 本展では、立木氏が撮影した数多くの作品を展示し、氏の芸術性と時代背景を感じることができる。

では、早速Chapter-1からご紹介いたします。

写真家としての出発

立木義浩、写真家人生の始まりは?

写真館経営の家系、東京写真短期大学卒業。

立木義浩氏の言葉からも、写真家としての情熱と周囲の人々への感謝の気持ちが伝わってきますね。

写真家・立木義浩〉人間、持つべきものは〝魂プラス含羞〟だ
写真家・立木義浩〉人間、持つべきものは〝魂プラス含羞〟だ

✅ 立木義浩氏は、自身の経験を語る中で、影響を受けた人物として山本夏彦氏と伊丹十三氏を挙げ、特に伊丹十三氏のエッセイから、人間の行動や所作に対する深い洞察と、飾らない語り口の重要性を学んだと述べています。

✅ また、広告制作会社アド・センター入社後、写真部がなかったため独学で写真技術を磨いた立木氏は、周囲の才能ある写真家やアーティストとの交流を通して、自身の成長を促されました。特に、アートディレクターの堀内誠一氏との出会いは、写真家との繋がりを生み出し、刺激的な環境に身を置くことで、立木氏自身の感性を育みました。

✅ さらに、立木氏は、若い頃から「キーヨ」というジャズ喫茶や「マンハント」というハードボイルド雑誌などの場を通じて、同世代のアーティストや文化人との交流を深め、創作活動の機会を得てきました。こうした経験を通して、立木氏は周囲の人々を魅了する独自の表現スタイルを確立し、写真という表現を通して、人々を喜ばせる「徒労」こそが自身の創造力源泉であると語っています。

さらに読む ⇒ぼくのおじさん|おじさんの知恵袋マガジン|出典/画像元: https://www.mononcle.jp/column/interview/40/

立木義浩氏の言葉からは、写真に対する情熱と周囲の人々への感謝の気持ちが伝わってきますね。

立木義浩は、1937年に徳島県で生まれ、写真館を経営する家系に育ちました。

東京写真短期大学卒業後、アドセンターに入社し、堀内誠一らと交流しながら、コマーシャル、ファッション、ヌード、エディトリアルなど幅広い分野で活躍しました。

代表作に「舌出し天使」や「JustFriends」などがあります。

1969年にアドセンターを退社しフリーランスとなり、女優やヌード写真の撮影を多く手がけるようになりました。

ほんまやな、写真家って、周りの人から刺激を受けるんやなぁ。

新たな表現に挑戦

立木義浩の写真家としての転換期は?

1980年の「マイ・アメリカ」

立木義浩氏は、時代を映し出す写真家として、多くの人の心を魅了してきたんですね。

年の写歴を一望。゛時代゛を切り取り続けるリビングレジェンド、立木義浩の傑作を目撃しよう。

公開日:2021/06/25

年の写歴を一望。゛時代゛を切り取り続けるリビングレジェンド、立木義浩の傑作を目撃しよう。

✅ 立木義浩の写真展「時代−立木義浩写真展 1959-2019-」が上野の森美術館で開催される。

✅ 同展では、立木義浩が1959年から2019年までの活動期間において撮影した作品を展示し、そのキャリアの変遷を通じて、写真家の時代に対する視点を浮き彫りにする。

✅ 立木義浩は、広告やエディトリアルなど幅広い分野で活躍する写真家であり、特に女性をモチーフとした作品で知られている。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.pen-online.jp/article/006610.html

多様なテーマに挑戦し、時代を映し出す写真家としての立木義浩氏、本当にすごいですね。

1980年の「マイ・アメリカ」を機に、立木はスタイルにとらわれず、様々なテーマに挑戦するようになりました。

「家族の肖像」、「平成の福助」、「細雪の女たち」など、多様な作品を発表し、1997年には「親と子の情景」で日本写真協会年度賞を受賞しました。

故郷の阿波踊りを撮影したり、阪神・淡路大震災後の神戸の人々を撮影するなど精力的に活動を続け、昭和から平成にかけて活躍した日本を代表する写真家となりました。

写真を通して時代と社会を捉える視点、まさに写真家の真骨頂と言えるでしょう。

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立木義浩写真展「時代」開催!60年の集大成、約700点。昭和・平成・令和を彩る、時代を写した写真の数々。上野の森美術館で体感。