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ジャン・ポール・ゴルチエって、どんなデザイナー?ファッション界に革命を起こした男とは!?

ジャン=ポール・ゴルチエ、大胆不敵なファッションレジェンド!ジェンダーレスの先駆者であり、Y2Kリバイバルで再注目。サカイ阿部千登勢とのコラボや、圧巻のミュージカルショー!彼の創造性は、常にファッション界を刺激し続ける。

ジャン・ポール・ゴルチエって、どんなデザイナー?ファッション界に革命を起こした男とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 ジャン・ポール・ゴルチエは、コーンブラやジェンダーレスファッションなど、革新的なデザインで知られるデザイナーです。

💡 彼のデザインはしばしばタブーとされるテーマを取り上げており、多くの議論を巻き起こしてきました。

💡 しかし、常に常識に挑戦し、ファッションの可能性を広げようとしてきました。

それでは、第一章、ジャン・ポール・ゴルチエのファッション界への影響についてお話します。

ジャン・ポール・ゴルチエ:ファッション界への影響

ゴルチエの魅力!ジェンダーレスとベーシック、どっち?

両立!ジェンダーレスとクラシックな服作り。

ジャン・ポール・ゴルチエは、ファッション界に革新的な風を吹き込んだデザイナーとして、今もなお多くのファンを魅了していますね。

年のキャリアに終止符。ジャンポール・ゴルチエのアイコニックな歴代デザインを振り返り

公開日:2020/01/28

年のキャリアに終止符。ジャンポール・ゴルチエのアイコニックな歴代デザインを振り返り

✅ ジャンポール・ゴルチエは、コーンブラ、ジェンダーレスファッション、タトゥースキンなど、革新的なデザインで知られるデザイナーです。コーンブラは1983年に発表され、1990年にマドンナが着用したことで一世を風靡しました。

✅ ゴルチエはジェンダーの概念に挑戦し、ハイウエストパンツやブレザーを男性モデルに着用させるなど、ジェンダーレスなファッションを提唱しました。彼はまた、タトゥーを模倣した「タトゥースキン」というデザインを生み出し、このトレンドはその後多くのブランドに取り入れられています。

✅ ゴルチエのデザインはしばしばタブーとされるテーマを取り上げており、特に宗教やヌード、エロティシズムをテーマにしたデザインは批判の的となりました。しかし、彼は常に常識に挑戦し、ファッションの可能性を広げようとしてきました。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/g30670320/jean-paul-gaultier-most-iconic-moments/

挑戦的で、かつ時代を超越した彼のデザインは、本当に素晴らしいですね。

ジャン・ポール・ゴルチエは、1976年にフランスで自身のファッションブランドをスタートさせました。

アバンギャルドで独創的な世界観を持つブランドとして知られ、映画や音楽業界にも衣装を提供しています。

ジェンダーレスファッションの先駆者としても有名で、メンズアイテムとして作られたスカートやレディース用のタキシードなど、ジェンダーの壁を超えたアイテムを発表してきました。

2000年代のファッションが再び流行するY2Kファッションの影響もあり、ゴシック要素の強いジャン・ポール・ゴルチエのアイテムが人気を集めています。

彼は、奇抜なデザインよりもベーシックな服作りを重視しており、クラシックな要素をベースにしたアイテム作りをしています。

コーンブラって、あの、おっぱいがコーンみたいなんやろ?

ブランドの進化とゲストデザイナー制

ゴルチエ、2020年以降の活動は?ゲストデザイナー制とは?

ゲストデザイナー制でクチュール再始動。

ゲストデザイナー制というのは、ジャン・ポール・ゴルチエならではのアイデアですね。

ゴルチエとサカイによる究極のハイブリッド——阿部千登勢が手掛けるオートクチュール「」の全貌

公開日:2021/09/29

ゴルチエとサカイによる究極のハイブリッド——阿部千登勢が手掛けるオートクチュール「」の全貌

✅ ジャン=ポール・ゴルチエがゲストデザイナーを招聘する形でオートクチュールを継続することを発表し、第1回目としてサカイの阿部千登勢が選ばれました。ゴルチエのアイコニックなアイテムをサカイらしいハイブリッドな手法で再構築したコレクションは、1年越しのショーで発表され、業界内外から注目を集めました。

✅ コレクションは、ゴルチエの象徴的なデザインを再構築し、サカイが得意とするハイブリッドな手法をふんだんに取り入れました。ドクター・ウーが手掛けたタトゥープリントのボディスーツに、透けるテニスストライプのシャツドレスを重ねたファーストルックや、コルセットはマドンナが着用したコーンブラを彷彿とさせます。また、ヴィンテージジーンズを解体して縫い合わせたドレスには、同年のショーに登場したジャケットのレプリカを融合するなど、アバンギャルドなスタイルを提案しています。

✅ シューズは、阿部の友人であり長年のコラボレーターであるピエール・アルディが手がけました。コレクションのテーマを反映したオーバーステッチのブーツやサイハイブーツが、ドレスの力強さを引き立てています。また、ナイキとのトリプルコラボとして、ヴェイパーワッフルをベースとしたスニーカーも登場し注目を浴びました。ショーの開催にともない、Gaultier Paris by sacaiのカプセルコレクションが発表され、コレクションとも連動するデザインのプレタポルテのウェアとフレグランスが発売されました。

さらに読む ⇒ファッションスナップ出典/画像元: https://www.fashionsnap.com/article/gaultier-paris-sacai-show/

サカイの阿部千登勢さんが選ばれたのは、ゴルチエの革新性を継承するのにふさわしいと思います。

2020年SSにオートクチュール部門「GAULTIERPARIS」が終了し、翌シーズンからはゲストデザイナー制に移行しました

プレタポルテラインは2015年SSに終了しており、2023年現在では新たなプレタポルテラインは作られていません。

プレタポルテラインの終了により、古着市場で価値が上昇しており、コレクターの間で人気のアイテムとなっています。

2020年に引退を発表したジャンポール・ゴルチエは、2020年3月に新たな形で再始動。

自身の作品に影響を受けたデザイナーに、シーズンごとにクチュールコレクション制作を任せるというユニークな試みに乗り出した。

その最初のデザイナーとして抜擢されたのは、サカイの阿部千登勢。

これは、新たな時代の幕開けを告げるものといっていいでしょう。

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sacai阿部千登勢が手掛けたゴルチエの2021年秋冬オートクチュール。マドンナ着想のアイテムも!ミュージカルも日本上陸。