飯星景子(元統一教会信者)は、なぜ脱会できたのか?脱会を阻むプライドとは!?
旧統一教会からの脱会は、信者のプライドや洗脳によって困難を極める。元信者の飯星景子氏は、親子の絆と時間の大切さを訴える。巧妙な手口で信者を翻弄する教団の実態を、当事者の手記から紐解き、救済の道のりを照らし出す。
💡 元信者の飯星景子さんは、統一教会の洗脳から脱会できた経緯を語ります。
💡 父親である飯干晃一氏の献身的なサポートが脱会に大きく貢献しました。
💡 統一教会のマインドコントロールの実態と脱会が難しい理由などを解説します。
それでは、最初の章に移ります。
脱会を阻むプライドとマインドコントロール
旧統一教会脱会、プライドが壁?どう乗り越える?
時間をかけ、マインドコントロールを自覚させる。
この事件で、統一教会の洗脳の手口や脱会が難しい理由が明らかになってきました。

✅ 安倍晋三元首相銃撃事件を受け、犯人の母親の統一教会への多額献金が明らかになった。
✅ 飯星景子氏が統一教会に入信し、作家である父親が脱会を求め、半生をかけて闘うことを宣言した。
✅ 飯星景子は父親の強い意志と、自分自身の教義への疑問から脱会を決意し、親子の絆の大切さを実感した。
さらに読む ⇒女性自身[光文社女性週刊誌出典/画像元: https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2118814/脱会を阻むプライドというものは、本当に難しい問題ですね。
元信者の飯星景子さんは、旧統一教会を脱会する際に信者たちが抱えるプライドについて語ります。
信者たちは、教団での活動や教義のおかしさに気づきながらも、プライドが脱会を妨げる大きな要因となっていると指摘しました。
家族が信者の脱会を促す際には、焦らず時間と空間を与え、信者自身が「マインドコントロールされている自分」を受け入れるよう促すことが重要だと訴えています。
さらに、マインドコントロールの実態を分かりやすく説明するため、お風呂に染料を少しずつ入れる例えを用い、洗脳によって本来の色を見失ってしまう状況を表現しました。
今回の被害者救済法成立において、マインドコントロールの定義の難しさから、救える人が限られてしまう現状を指摘し、1世信者の立場から更なる支援の必要性を訴えています。
プライドか…。ようわからんけど、洗脳ってホンマに恐ろしいわ。
父親の決意と娘の脱会
飯干晃一、娘の統一教会入信とどう闘った?
会見で闘いを宣言、娘の脱会へ尽力。
飯干晃一氏は、娘の救出のために多くの困難を乗り越えたんですね。

✅ 飯星景子さんは1992年に入信し、わずか数か月後の同年11月に脱退した。きっかけは、仲の良いスタイリストに誘われて参加した勉強会で、統一教会の教えに魅力を感じたことだったが、周囲とのつながりを遮断され、洗脳に近い状態に陥った。
✅ 脱退できたのは、父親である飯干晃一さんの行動によるもの。晃一さんは、元読売新聞記者という立場を生かし、統一教会反対運動を展開し、娘を取り戻すための世論形成に貢献した。晃一さんの懸命な姿に、飯星景子さんは心を動かされ、教団から脱退を決意した。
✅ 飯星景子さんは現在、作家やキャスターとして活躍しており、過去の経験を踏まえ、宗教問題について積極的に発言している。2012年には、宗教入信疑惑に遭ったオセロの中島知子さんへメッセージを送るなど、自身の経験を活かして社会に貢献している。
さらに読む ⇒白い雲まにあ|みんなの知りたいニュースや美味しいものをゆらり書きます出典/画像元: https://kei-siroikumo.com/iibosi-keiko/親子愛の力強さを感じますね。
飯星景子さんの父親である飯干晃一さんは、娘の統一教会入信後、半生をかけて闘うと宣言し、会見でその決意を表明しました。
飯干さんは娘の心の飢えを見抜けなかったことを悔やみ、統一教会と戦い続けると語りました。
その後、飯星さんは父親の説得を受け、統一教会を脱会しました。
脱会を決意した理由として、父親の弱々しい姿を見て自分の行動を反省したことを挙げ、親子の絆の大切さを語っています。
親子の絆は、時に社会の常識を超えた力を持つものですね。
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元信者の手記から、統一教会の巧妙な洗脳手口を暴く。人間関係を巧みに利用し、脱会を困難にする実態とは?