Beyond Carpet Logo Menu opener

『1999年の夏休み』は、深津絵里の映画デビュー作!?深津絵里の美少年姿とは!?

金子修介監督、深津絵里デビュー作!1988年の青春ファンタジー『1999年の夏休み』。少年たちの儚い愛と葛藤を、少女たちが演じる斬新な視点で描く。自殺した少年を巡る閉鎖的な空間で展開される、美しくも切ない物語。デジタルリマスター版で蘇る、色褪せない映像美を堪能あれ。

『1999年の夏休み』は、深津絵里の映画デビュー作!?深津絵里の美少年姿とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 深津絵里が主演を務めた1988年公開の映画『1999年の夏休み』について解説

💡 デジタルリマスター版を2018年に公開した話題作

💡 深津絵里の映画デビュー作であること

それでは、第一章、1999年の夏休み:少年たちの葛藤と愛から始めたいと思います。

1999年の夏休み:少年たちの葛藤と愛

深津絵里の映画デビュー作は何?

『1999年の夏休み』です。

はい、映画『1999年の夏休み』は、深津絵里さんの映画デビュー作であり、彼女が少年役を演じていることで話題になった作品です。

年の夏休み
年の夏休み

✅ 「1999年の夏休み」は、金子修介監督が1988年に制作した異色ドラマで、2009年にデジタルリマスター版が公開されました。

✅ 物語は、全寮制学院の生徒・悠の自殺をきっかけに、悠にそっくりな薫が現れ、主人公の和彦や周囲の人々の関係が複雑に絡み合い、耽美的な愛憎関係が描かれます。

✅ 原作は萩尾望都の漫画で、出演は宮島依里、大寶智子、中野みゆき、水原里絵など、男装の美少女4人が競演しています。

さらに読む ⇒ナタリーポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/eiga/film/131684

深津絵里さんの美少年っぷりは、本当に衝撃的でしたよね。

当時の世間の反応は、どうだったのでしょうか?。

1988年公開の映画『1999年の夏休み』は、金子修介監督による青春ファンタジー作品

全寮制の学院を舞台に、自殺した少年をめぐり、傷つけ合う少年たちの葛藤を描きます

主演は宮島依里と深津絵里(当時水原里絵名義)で、深津絵里にとって本作が映画デビュー作となりました。

物語は、愛を拒まれ自殺した少年・悠の死をきっかけに、残された3人の少年たちの複雑な関係性が描かれ、悠と瓜二つの転入生・薫が現れたことで、彼らの関係はさらに複雑化し、奇妙な方向へと進んでいきます。

金子修介監督は、萩尾望都の漫画『トーマの心臓』からインスピレーションを受け、少年たちの儚くも美しい愛を描きました。

綺麗とかいうレベルちゃうで。あの頃は、ホンマに衝撃やったわ。男か女かわからんような、そんな美しさやった。

斬新な表現と独特な世界観

深津絵里ファン必見!『1999年の夏休み』の斬新な表現とは?

少女が少年を演じる、独特の世界観。

それでは、第一章の内容を踏まえて、第二章では、斬新な表現と独特な世界観について詳しく解説していきます。

映画「年の夏休み」〜これは「トーマの心臓」だ〜深津絵里らが演ずる少年たち独特のファンタジー世界
映画「年の夏休み」〜これは「トーマの心臓」だ〜深津絵里らが演ずる少年たち独特のファンタジー世界

✅ 「1999年の夏休み」は、萩尾望都の漫画「トーマの心臓」を原作とした映画で、夏休みを過ごす4人の少年たちの物語を描いている。

✅ 映画は原作漫画を忠実に再現したものではなく、夏休みの数日を舞台に、4人の少年たちの関係性を繊細に描いている。特に、深津絵里演じるノリオは、原作に登場する複数の少年たちの役割を担っており、アンテ、レドヴィ、ヘルベルトなどの複雑なキャラクターを表現している。

✅ 映画では、カオル(エーリク)、カズヒコ(ユーリ)、ナオト(オスカー)の3人のキャラクターは吹き替えで、声優によって演じられている。一方、深津絵里は本人の声でノリオを演じており、少年らしさを表現している。

さらに読む ⇒ねことんぼプロムナード出典/画像元: https://risakoyu.hatenablog.com/entry/2023/08/18/075936

深津絵里さんの演技もさることながら、この映画の世界観も独特ですよね。

『1999年の夏休み』は、当時の邦画ニュー・ウェーブ時代を代表する作品として知られており、深津絵里ファンにとっては必見の初期作となっています。

本作は、少年同士の愛というテーマを、10代の少女たちを少年役に配役することで映像化しており、当時としては斬新な試みでした。

少女が少年を演じることで、少年たちの美しさと幻想的な雰囲気を醸し出しています

また、水道ではなく謎の機械から水が供給されたり、オリジナルのパソコンのような機械が登場するなど、独特な世界観が魅力です。

特に、登場人物がわずか4人しかいないという設定は、成長や恋愛、性的欲望といった要素を封じ込め、閉鎖的な空間を作り出すことに成功しています。

さらに、音楽や美術、ファッションなど、細部にわたる作り込みにも注目が集まり、多くのファンを魅了しています。

金子俊介監督は、現実と幻想を交錯させ、人間の心の奥底にある複雑な感情を、鮮やかに描き出しています。

次のページを読む ⇒

金子修介監督作『1999年の夏休み』30周年!デジタルリマスター版で蘇る、少年たちの愛と葛藤。美しくも切ない青春ファンタジー、再び。